2009年2月18日水曜日
カリスマ編集者の「読む技術」
「ウケる技術」の編集者が書いた読むとは何か?ということを体系的に書いた本。自分が感じたことを一言で表すとすれば、「読む」ことは、「自己分析」。
なぜ読むか?
どのように読むか?
読んでどうするか?
この3つは言葉にしておく必要がある。
以外と全部はやれてない。
なので、この本を読んで3つのことをやってみることにしました。
(→ 著者の言ってることをやってみようと思っているだけ笑)
1、使える言葉を増やすために1ヶ月に10冊以上読むことを続ける。
→ コンスタントに
→ いろんな分野を
2、本当に必要なものだけ取り出すためにプロフェッショナルノートを書く。
→ 手で書く作業を
→ ブログはサマリ
3、アウトプットを単調にしない為に筆記用具にパターンを持つ。
→ 道具に選択と制約を
→ 型から入るのも大事
具体的な話と挿絵が多いので、さくさく読めます。
本読まなきゃなー、でもなんだかんだできないなーと思っている人は読むとすっきりするんじゃないかな。
カリスマ編集者の「読む技術」
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2009年2月16日月曜日
あなたの「心」はどこにありますか?
臨床心理士の先生が、キャリアカウンセリングのケーススタディの中で言っていた言葉。
私の「心」は胸にあります。
私の「心」は脳にあります。
私の「心」は体自身です。
「心」の場所は、人それぞれ。
でもそこには、実体はない。
姿、形は見えないけれども、一人一人が必ず持っている。
相談とはお互いが見えないものを共有する作業。
見えないけど、ある。
だからこそ、丁寧に。
キャリアカウンセリングのプログラムを受け始めて、だいたい2/3のカリキュラムが終了。
人の話を聞くということは本当に難しいことなんだなと実感する今日この頃です。
2009年2月10日火曜日
性別が判明したけど・・・ちょっとホラーだな
赤ちゃんの性別が判明しました。
女の子かしらと思ってたら、男の子。
相方に付き添って、病院行って一緒に3Dエコーというもので赤ちゃんの姿を見てきました。図はその時のキャプチャ。目つぶってますね。それにしてもホラーな感じ。
結構、男か女かの発表は神妙に行われるのかしらと思ったら、赤ちゃんが正常かどうかのチェックのついでな感じでした。
「背骨ちゃんとありますね」
「手も指5本ありますね」
「足も指5本ありますね」
「これが心臓ですね」
「あっ。タマですね。おチンチンもありますね。男の子みたいですねー。」
タマは、おチンチンに入らないのかあと疑問に思いながら。
笑。
ホントこんな感じで淡々と。
でも、エコーって、妊婦のお腹にゼリー塗って棒みたいなのお腹に押し付けて計測するんだけど、お腹に棒を押し付けると赤ちゃんが反応するんです。それが、ディスプレイにおっきく映し出される。
それがホント感動的。
口パクッとあけてなんか言ってる感じで、手でたたく仕草とかするの。
前々から動く動くとは思ってたけど、実際に映像で見るとリアリティがすごい!
後3ヶ月だいぶ楽しみになって来ました。
名前がなかなか決められなそうw
というわけでしばらく名前に悩むことにします。
2009年2月5日木曜日
筆記対策!時事トレ 好調です。
後輩、初メインディレクションのコンテンツ。「筆記対策!時事トレ」
初日、アクセス負荷で落ちたりといろいろトラブルはあったけど・・・リリースされると感慨深いですね。
プランニングから用件定義含め3週間位での実装だったけど、それもいい経験(笑)カスタマーへの刺さりも良く出だしも好調です。
これから、もう少しだけ機能追加をしていくのでよろしくお願いします。
※制作は、毎年何かを一緒に作ってる面白法人KAYACです(笑)
こういう、知識系のものはこれからどんどんゲーム形式にしていくと面白いかなーと思っています。就活もくだらない知識提供(これで食べている人がたくさんいるのが問題だけど)をやめて、キャリアを考える本質的な活動ができるようになるといいですね。
あっ周りに就活生いたら教えてあげて下さいね。
2009年2月2日月曜日
就活のバカヤロー・・・うーん。
最近、いろんなところで話に出てくる就活のバカヤローという本を読んでみました。
率直な感想は、「そうだよね、それで?」という感じデス。
過激なことを言ってるんだけど、結局著者の主張はなくて、知っている人は知っているし、知らない人はこの情報だけを信じて、「今の就活イマイチだよね」と首をそろえてしまうのかなと。著者の主観をぶちまけたという印象が拭いきれないし、中には、統計的にあやしい定性的なデータで結論づけているところもあり、ミスリードにつながってしまうのではと少し感じた。
この手のキャッチで引いて中身があまりないという本はちょっと残念。(こういうタイトルでしか物事全般に興味喚起されないユーザーもちょっと残念【僕の主観】)企業、大学、学生が演じる茶番劇とサブキャッチが過激に主張しているが、言いたいことを言って結局、批判している新卒マーケットから小金を稼ぐのって・・・。とちょっと思ってしまう。
つっこみどころはたくさんあるんだけど気になったのは、3点。
(1)今の時点では、小規模、無名な会社に入って成長させることの方が面白いはずだ。
就活ランキングについての批評のくだりで出てくる一文。
こういい切ってしまうと、結局大手に行きたいと思いこんでいる学生と視点が同じになってしまう。これはあくまで著者の主観。働く場所、つまり大手に行くことのメリットもあるし、デメリットもある。逆に中小に行くのも同じ。小さい会社に入ってしまってつぶしがきかない例だってたくさんあるし、福利厚生が乏しい場合だってある。
要は向き不向き、雇用形態etcをちゃんと知った上でそれを選択の土俵にのせているかということなのではないか。またランキングなどは、編集者の主観が入っているので善し悪しは何とも言えないが、企業名すら十分に想起できない学生にとっては1つ指標になりうる、それくらいしか現時点では学生にとって自分の中の指標がないというのがリアリティだと思う。それをバカだと言い切ってしまうのはあまりに短絡的すぎる。
(2)所詮、入社案内や採用ホームページは企業の立場からつくられた「広告」のようなものだ。<中略>結果として学生はこれらの制作物の内容を「信じ込む」ことになる。
就職サイトetcの掲載原稿などに対しての、批評のくだり。
そう。就職サイトに載っているのは広告です。
でも大事なことを言い忘れている。
広告だからこそ、厳しい校閲が入った原稿が載っているのだ。財務状況が危なければ、広告掲載できないし、原稿内容も雇用機会均等法や、労働衛生法などの法規に基づいて、掲載の可否が判断されている。実際に世の中にある校閲されない求人広告には劣悪なものも多く存在する。なるべく安全な企業を学生に提供する。選択肢を絞るという機能にしか就職サイトの価値はないと思う。
もしこれが無かったら学生はこれを自分達の手で全て調べ上げなければならない。
5社しか企業名を想起できない学生がこれをやったらどうなるのだろうか、そもそもできるのだろうか?広告=疑う対象 というように主観を押し付ける(意図はないのかもしれないがそう感じられる)のは、そこにある大切な事実も見失わせてしまうのではないか?情報を発信する立場は、情報を受け取る立場にある人の状況も考慮すべきだと思う。
確かに、会社の現状と広告が完全に一致しない場合がある。この場合は真実を自分で確かめにいかない学生にも問題があると僕は思う。
(3)「新しい就活のやり方」「ムーブメント」を作ってみろ、そして踊らせることができるなら、学生や企業をもっと踊らせてみろ、と言いたい。
就職情報会社に対する批評のくだり。
それで、あなたはどうしたいの?そこが聞きたいのにな。
きっと企業だって、大学だって、就職情報会社だって、学生だってめちゃくちゃいろんな不安を感じて、それでも前に進まないと行けないから、現状の中で最適解を探し、より良い未来を探している。
これだけいろいろいいたいことだけ言って、最後に予定調和なのは無責任かなと。
まとめると、これも1つの視点ということ。出ている例も1つのケースだということ。
これだけを鵜呑みにせずに、実態がどうなっているのかということに興味を持って自分なりの議論をできる知識を持つことが大事でしょう。
興味があれば、1つの視点として読んでみて下さい。
「就活のバカヤロー」