たくさんのユーザーを抱えるサイトに共通する悩み。
それはアクティブユーザーの数。(ログインして何かするユーザーのこと)
日本最大級のSNSサイトであるmixiもきっと幽霊部員の数が相当多いはず。
だからこそmixiアプリというプラットフォームを作って、そこに「あのアプリ面白い」といううわさが生まれることで、幽霊部員となってしまっていた人達の来訪を期待しているのだろう。
サイトに人がくれば、広告のインプレッションが回って相対的にクリックが増え短期的な利益を得ることができる。それに、クライアントが利用する際も、mixiに出稿しようと思ったら1000万くらいかかるところが、アプリを作ればただでおけるからとクライアントも何だかmixiの分が浮いたような気になってお得に感じるというマジックがある。そのアプリを企画、開発、実装、運用するための費用はわりかしかかるんだけど。
上記のような背景で、mixiアプリの導入が企業のマーケティングで利用されつつある一方で、ユーザー側にアプリが支持されることに何か解放されない潜在欲求のはけ口を探しているようにも感じる。情報の選択、編集に人が本当に疲れて来てしまっているのかもしれないなと。自分から行けなくないけど、動く歩道に身を任せる的な、そんな感じ。
理解、行動、発見。心を遣ったメディアが増えれるといいけど。
今後の動きが楽しみですね。
2009年10月7日水曜日
mixiアプリ
投稿者 ながろう 時刻: 1:39
ラベル: mixiアプリ、メディア
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