最近、後輩がちょっとずつ変わってきた。
何を見ていてそう思うかというと、リクナビのQAコーナーの原稿を書いてもらってるんだけど、それがとてもよくなってきているからだ。2週間前までは、文章に「何でそんなこともできないの?ググれ!」みたいなノリだったんだけど、そういうのもなくなってファクトをよく調べて、相手のことを考えて原稿を作ってくれている。
冷たいリクナビ時代から思えば、そういう人が一人でも増えてきてくれていることはとても喜ばしい。逆に僕も、そういう人を一人でも増やそうという姿勢でがんばることができている。本当にありがたい。
最近よく思うのだが、仕事においては「思い入れ」というのがとても大事なように思う。仕事は社会にたくさんある。でもそのほとんどは、あなたでなくてもできる仕事だ。ではそれをどうやってあなただけの仕事にするのか?そこが仕事を楽しくする肝な気がする。
言われた仕事だけをやっているようだったら、それは言われたからやっているの域を出ないので主体性が生まれにくい。あなただけの仕事をするには、うまいこと自分のやらなければいけないことを効率化して、自分が仕事に対して付加価値をアドオンしないといけない。
どういうことかというと、100のパワーをその仕事にかけられるとして、言われたままやることに100のパワーを使ってしまうとそこに工夫の余地はない。でも90のパワーでやれるようにしたら、10のパワーが残るから(※90にするコストは考えないことにする)そこで創意工夫ができる。でも10のパワーでマンガを読んでいたら、さぼっているといわれるのだ笑。
意識的に余白を作ること。自分だけの仕事をするためには効率化をすることとその余った時間で付加価値としてやりたいことをやる。やりたいことをやるためにはアイデアが必要。そういう意味で、いろんな情報に興味を持ってアイデアにするプロセスに「想い」が大事なんだろうなと。想いは生き方でもいいし、マーケットへの想いでもいい。自分の見方、味方になる。
とにかく自分が決めて、自分が取り組んでいることができたらそれは楽しいのである。そういうサイクルを回していくと、なんだかいろんな人がつぎつぎといろんな分野から入ってくるような気がするし、もっと楽しいことができそうなのだ。
まさにストーンスープ笑。
2008年7月12日土曜日
20080711
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