2008年4月14日月曜日

20080413

(幕張マクドナルド、フライドポテトM、20080413)

久しぶりにマックのフライドポテトが食べたくなったので、ホッケーに行く途中に幕張のマクドナルドによりました。久しぶりのフライドポテトの美味しさにちょっと感動しながら、ふと、マックのコーヒーが美味しくなったよなあと。

家に帰って調べてみるとマックのコーヒーが買いたいコーヒーランキングで、スタバを抑えて堂々1位になっている!しかも、味の差が僅差で購入意欲という点で、マックがスタバを引き離したのが面白い。
1円あたりの美味しさ評価とでもいうのでしょうか。期待値以上のところが付加価値になっている模様。
確かに、スタバは割高感がありますし、ドトールのコーヒーは相場っていうような感じがあります。マックの場合は、100円なのに美味しくない?というお得感がありました。

しかも店もきれいになっていて、コーヒーも安くて美味しいとくれば、なんかマックに対してちょっといいじゃんみたいな感情になるから不思議なもの。

そんな中で、今日読んだ中島聡さんの「おもてなしの経営学」という本に書かれたいたことをふとおもいだしました。
これから勝ち残る企業には、ユーザーエクスペリエンスが必要で、そのためにはこだわりが必要だということ。 つまりスペックだけではなく、スペックをもとに創出される総合的な経験や体験をユーザーにどれだけ提供できるかが重要になるということ。
マックの場合は、コーヒーが美味しくなったということがトリガーになって、コーヒーを買いにマックに行こうという文脈ができる。その文脈に答えるために、お店のレイアウトがきれいになっていたりする。そうするとユーザーエクスペリエンスがあがって、マックへのアテンションが高くなる。
いろいろなものがサービスと一緒に消費される中で、どこにこだわりをもつとユーザーエクスペリエンスが高くなるのかを常に考えていないとヤバイと思いました。
P.S
本の中では、ユーザーエクスペリエンスとは何かということが、appleとソニーの例や、ひろゆきや梅田望夫などの対談、著者のプログラマ経験から述べられていて、コモディティ化とは?みたいなことを考えている人にはかなり面白いと思います。