“プラスな経験はプロセスの満足度とかかった時間の妥当性によって作られる。”
近所に“仁鍛”という大勝軒系のつけめん屋さんが出来ので、ふらりと行ってきました。
行ってみた経験を大勝軒でラーメンを食べる経験をベースラインにとって感覚でグラフにしてみたのが上のやつ。
期待値は、もともと近所に大勝軒系がないということで結構高かったのだけど、並ぶフェーズがいまいちでトータルマイナスでした。
並ぶフェーズがどういまいちだったかというと、
店を全部空けて、また客を一度に入れるというオペレーションだったので、空席があるのに行列がある状態。外で空席を見ながら待たされるのはあまり心地よくありませんし、だいぶ時間がかかった感じがしました。(※場所柄家族連れなども多いので、食事にかかる時間にばらつきがあるのでしょう。)
外で食べることって、店に行って、並んで、食事を待って、食事をして、お会計をして、店を出るというプロセスによって完了する経験なので、トータルでプラスかマイナスかが次行くか行かないかの判断基準になりがち。
つまり、プラスな経験を提供するには、期待値のベースラインがどこにあるかを想定することが重要で、かつそこで消費されている時間が妥当かどうかという検討が必要なのだと思う。
ちなみに味の方はというと・・・。
(写真はまたもWEBから拝借。つい食べるのに夢中で撮るのを忘れてしまいます。)
麺 : 自家製、極太麺 ★★★☆☆
つけ汁 : 魚介+動物系 しょっぱい ★★★☆☆
チャーシュー : 三枚肉系 ★★★★☆
卵 : 半熟味玉 しょっぱい ★☆☆☆☆
割スープ : しょっぱい ★☆☆☆☆
というわけで味がけっこうしょっぱい感じです。麺はコシがある。
チャーシューは美味しいです。