(永田タクシー, 永田×2, 20080523 )
最近、相槌を打っているときに3つの言葉を良く使っている気がする。
3つは、「うんうん」と「へえ」と「なるほど」。
でどういう風に違っているのかちょと考えてみた。
結構、相槌とかって感情入ってなさそうで、入っていたりするから自分の場合はどうなんだろうと・・・。
1、「うんうん」
これは、相手の話を聞きたい、理解したいというときに使っている気がする。
ちなみにgoo辞書で調べてみると。
「うんうん」
〔「うん」を重ねた語〕
(感)
承知の意を表す語。
「『早く勉強しなさい』『―、わかった』」
(副)
(1)力を入れて力むさま。
「―いって押しても動かない」
(2)苦しんでうなるさま。
「病人が―(と)うなっている」
ちなみに「うん」単独だと、
(感)
(1)肯定・承諾の意を表す語。「はい」「ええ」よりぞんざいな言い方。打ち解けた間柄で用いられる。
「―、明日でいいよ」
(2)あいまいな返事をするときに用いる語。
「―、まあ考えておきましょう」
(副)
(1)力を入れるさま。
「―と踏ん張る」
(2)苦しんでうめく声を表す語。
だそう。
2、「へえ」
これは、相手の話にファクトがなさそうなときとか、話がおっきくなってきちゃったなーとかちょっとずれてるなーってときに時に使っていることが多い気がする。
ちなみにgoo辞書で調べてみると。
「へえ」
(感)
(1)驚いたり、感心したり、疑ったりした時にいう言葉。
「―、彼が結婚したとはねえ」「―、本当かね」
(2)(主に関西地方で女性が)応答・承諾などに用いる語。
「―、おおきに」
だそう。
3、「なるほど」
これは、相手の話を聞いて、自分の知識・経験に似たようなものがあった時に使っていて、フラットな話の掛け合いのきっかけになっていることが多い気がする。
「なるほど~、××だなことってあるよな。そしたら●●については・・・」みたいな感じ。
ちなみにgoo辞書で調べてみると。
「なるほど」
(副)
(1)相手に同意したり、自ら納得したりする気持ちを表す語。ほんとうに。たしかに。
「話には聞いていたが、―見事な桜だ」「―たくさんある」
(2)できるだけ。なるたけ。なるべく。
「―意気過ぎて、男ふるほどの女郎よべ/浮世草子・一代男 5」
(感)
相手の言葉に同感である気持ちを表す語。
「―、その通りだ」「―、もっともだ」「―、―、とうなずく」
意外と、辞書と大意がずれていないことにちょっとびっくり。
こういう普段何気なく使う言葉って意味とか用法とかそんなに考えないし・・・。
KYっていう(空気を読めない?読む?だっけ)って言う言葉が巷にあふれているけど、空気の読み合いは、だれかのベースライン以上にならないからつまらない。創発しない。
何気なく使う相槌とかで、コミュニケーションってもっと楽しめる!
ちなみに「あいづち」は
あいづち 【相▼鎚/相▼槌】
(1)鍛冶(かじ)で、師匠の打つ鎚に合わせて弟子が鎚を入れること。あいのつち。向かい鎚。
(2)相手の話に調子を合わせてする応答。
こちらも自分が思っていることよりも、辞書の方がポジティブ。
意味が見つかる「辞書」ってホントすごいな。
□ 与太話 □
昨日は、2時くらいまで仕事してその後、R25編集のS君に「にくがくいたい」ってメールして、ご飯に行った。S君のハッピー話とかいろんな話をしたんだけど、結局最終的に出てきた言葉が、「俺ら結局話していること1年前と変わらないね」ということ。
これって、変わらないものが見えるようになったとも取れて、変わったところっていうのはそれ以外なんだなーとふと思った。
ついでに変わらないつながりでいえば、この日帰りに使ったタクシー。
降りるときに、領収書見て気付いたんだけど2週間前に使ったタクシーと実は一緒だった!
乗った時、行き先告げると運転手さんがその辺いったことありますよって言ってたんだけど、自分はそれがまさか自分じゃないと思っていたからまったく気にせず・・・。
どうして領収書もらったときに覚えていたかっていうと、名前が永田タクシーだったから。自分の苗字だしw
タクシー選ぶときも、10台くらいいる中のなんとなく真ん中のやつって感じで選んだのに、2週間前にのったタクシー。無意識に選んでいたんだろうか。不思議なもんですね。
で今度見つけたらこのタクシーに乗ろうかなと思うから人ってまた不思議なもんです。
自分が消費しているものに意味をつけるっていうことはとっても大切なのかもしれません。