2008年5月28日水曜日

20080527

久しぶりに松下幸之助の一日一話という本を開いてみた。
たまに開く本なのだが、最近めっきり開かなかった。でも今日はなんか開いてみようという気になった。

本は、なんかその時思っていることが、文章の中に見つかったりするからやっぱりすごいよなあと感心してしまった。そして松下幸之助の文章というのは「凛」しているなあと。


5月の27日目を抜粋。



経営を進めていく上で、もっとも困難があろうと思われるのは販売です。製造には新しい発見や発明がよく考えられますが、販売にとりわけの妙案が生まれることはなかなかむずかしいでしょう。

それでは、そのように妙案奇策のあまりない販売の世界で特色を発揮し、販売を成功させるために何が基本になるかというと、結局はお互いの誠心誠意ではないでしょうか。

どうすればお得意様に喜んでいただけ、どういう接し方をすればご満足願えるかを常に考えることが何よりも大切で、そういう誠意が根底にあってこそ、その人の言葉、態度に深い味わいも生まれ、販売力もまた高まっていくと思うのです。



僕の仕事は販売ではありませんが、どうすればユーザー様にご満足願えるかをもっと考えようと思いました。