2008年11月8日土曜日

やっぱりうれしいこと

今日は一個コンテンツをリリースしました。
リリースはいつも直前まで調整をしていて、制作には迷惑をかけていて申し訳ないことですが、やっぱりモノがいい形でできていくというのはうれしい。


紙と違ってWEBは、いくらでも改善が効くし、結果を見てから打ち手を考えることもできる。ここが一番楽しいところでもあり、悩ましいところでもあるんだけど…。


本番環境にリリースしてから、制作にかかわったメンバーで飯を食べに行ってきました。終わった後の「おつかれ」の乾杯はとても格別です。


創り続けていると、創りたい人が集まってきて、いつのまにか創るのを楽しむ環境ができていくから不思議。そんな環境を与えてくれている会社にとても感謝、感謝です。


どんどん創り続けていこうと思います。

2008年11月6日木曜日

メディアはどこにいくんだろう

最近思うこと。
僕のやっている求人メディアはどこに向かっているんだろう。


現場の一兵卒が考えることではないのかもしれないが、最近本当にわからないぞと感じている。
でもよくよくなんでわからないんだろうと考えると、

・いろんなレイヤーでみんな言っていることが違う
・未来地図がない

っていう2点がおもに気持ち悪いんだと思う。


回すこと、現状のお金を維持することに固執しすぎていて、新しいアイデアとか取組みをする余白を事業全体で作れていない。上の意思決定も遅いし、すでに死後硬直しているんじゃないか…。やばい。


情報産業は利ざやがいいものの、ビジネスモデル的にはまねしやすいし、低価格競争にさらされがちになる。だからこそ新しい視点でのアプローチが必要になってくるんじゃないかと思う。そのためには、リクルートが若年層のキャリア形成、キャリア教育についてどういう意見を発信していくのかそこをしっかりと決めてメディアに魂を乗せていかないといけない。


やっぱりクライアントがいいなと思って、欲しいなと思うような商品を創らないともたないんだろうな。そういう空気感がないところ、クライアントの後追いになってしまっていることに本当に危機感を感じています。


たとえば何か課題を感じる人がいてそれを解決したい場合に、
・自社でイノベーションを起こすのか?
・自社以外の影響力の強い他社に行ってイノベーションを起こすのか?
・そもそも自分でやるのか?
みたいな選択肢があると思うんだけど(そもそも何もしないっていう選択肢もあるんだけどそれはおいておいて…)

社会が良くなる方が素敵とすれば場所はどこでもよくなってくるような気がしてる。会社に意味がなくなるというか。だからリクルート=イノベーターという等式ではないって気づくとどんどん人材が抜けていってしまいそうな気もするんだよね。


キャリアプランならぬキャリア不安。

2008年11月5日水曜日

イージーでなくシンプルに。

最近仕事で大切にしていること。
「イージでなくシンプルに」



これをやろうとするといろいろ見方が変わってくる。
とにかく簡単なことを難しくしてしまう人は結構多いってこと。



自分は難しいことを考え続けると脳みそがフリーズしちゃうので、なるべく簡単に簡単にしようとするみたい。比較的ジャッジが早いと言われるのだけど、それは簡単な事象に翻訳しているからだと思う。



よく就活生にも言うんだけど、答えのないこととか分からないことを考えすぎても結局状況が変わらない。だったらつべこべ言わずにまずは動いてみる。



だからPLAN,DO,SEE(PDS)じゃなくてDO,SEE,PLAN(DSP)。
最初は考えすぎない方がいい。



僕のやり方(時間を決めてやるとベター、できなかったら時間をおいてリトライ)

自分がどこに行きたいのかざっくり決める 

どれくらいの距離がありそうなのかざっくり見積もる 

その距離を走るための方法を思いつくだけ書き出す 

その中で一番好きな方法ではじめの一歩を踏み出してみる 

踏み出したらその一歩について考えてまた最初に戻って動く 



とにかくほんのちょっとずつでもいいから動いて考えればいい。動いた方が得る情報が圧倒的に多いから、合理的な判断をする可能生が高まります(進めば進むほどシンプルになって行く)。人間の状況適応能力はかなり高いのでそれを信じた方がいいということでしょうね。



「頭使って、足動かさず」はリアリティ足らずになるのでイマイチ。

2008年11月3日月曜日

つながることば



ちょっと前に買った「広告
博報堂が出している季刊誌。


9月号は「ことばの特集」ではっとすることがたくさん見つかって好き。
ちょっと行き詰まったときとかに読み直したりする。


だから、もう12月号が出ているんだけど、やっぱり9月号。


好きなところを抜粋。
したら長くなちゃった。


○岩崎俊一(P18-19)
「ことばは、発見する」

ことばはつくっちゃいけない、それはもうすでにこの世のどこかにあって、僕たちはそれを見つけ出してくる、それを発見するのがコピーライターの仕事であるということです。いいコピーは、非常に無理のない形をしていて、無理のない響きを持っていて、ただずまい自体が美しい。


○山本高史(P20-21)
「言葉ロック」

ロックというは破壊とか否定なんだけれども、ところがただ壊せばいいと持っているわけではない。その後に自分のフレームを建てるという実はすごく建設的な行為であると思っていて、だったらそれを、言葉でできないかなというふうなことを考えたりして。<中略>
つまり単におもしろがって、そこにあるものじゃなくて、それを世の中の改善のためと状況の改善のために使うということを前提で、もう一度言葉を整理しなきゃいけないと僕は思うんです。


○宗形英作(P22-23)
「耳から入る言葉」
 
→ 考えが自分としっくり来すぎてびっくり体験でした。この人と何かやってみたいなんて僭越ながら思ってしまったり。


・・・改めて「ひらがな」は、音のことばだなと思ったんです。やまとことばは文字を持たなかった。中国から感じが入ってきて、その感じをひらがなに治して行くことによって文字になったという経緯があります。その意味で、ひらがなは、話しことばの中心になるんじゃないかと思うんです。


今は情報が多すぎて、情報が情報のノイズになっている。何が大事な話かわからないし、何が一番必要なのか情報かも分からなくなって、全部が横並びになってしまっている。情報を整理していく機能みたいなものが弱くなってきているんじゃないかと考えたときに、ひらがなに置き換えられないことばは、もしかしてそんなに必要なことではないのかもしれないと思います。


大切なことは実は簡単なことなんじゃないか。大切なことが忘れられているから、今、世の中がすごくややこしくなっている。愛することとか、人を思いやることとか、大切なことは、昔から語りつがれているようなことばの中にあるんじゃないでしょうか。


ある種、語りだけで相手がイメージできたり、相手が納得できたりするようなコミュニケーションが、すごく大事なんじゃないかなと思いますね。それに、素晴らしいアイデアというのは、たくさんのことばを費やさなくても、シンプルに、語りかけることばだけで相手が理解できるものです。そういう意味で、音で伝わるコミュニケーションが、今ちょっと置き去りにされ、その分なにかが失われている感じがします。


<中略>


大きく分けると、ことばの役割は2つなんだろうと思います。それは「考えるためのことば」と「伝えるためのことば」。


今、その「伝えるためのことば」が饒舌になりすぎている。それはもしかしたら、聞く力を信じていないからかもしれませんね。聞く力を信じないと、饒舌になるか無口になるしかない。


ことばが伝える力を持っているのは、ことばにはもともと求心力と遠心力があるからです。求心力というのは、そのことばで特定のものを想像できるということ。遠心力というのは、そのことばからいろんなことが連想できるということ、だから伝える力というのは、話す力と同時に、聞く力があって成り立つものなのかもしれません。


ことばのすごさは、見えないものを伝える力のあるところです。気持ちとか理由とか思い出とか夢とか、見えないものを語り合っていく、そこに大切なものがあり、それが未来を紡ぐことばになっていくのではないでしょうか。


○福岡伸一(P27)
「うまくことばにできないのだが・・・」

という言葉を決して使わないようにする。言葉にできないことはたくさんある。それでも言葉と文体を探し、できるだけ高い解像度でそれを語ろうとすることが、言葉の力を信じるということだと思う。





話は変わって、最近思うこと。
メディアとしてのネットが「言葉足らず」になりすぎていると思う。


僕は仕事でアクションメディアに関わっているけれども、ネットも成熟してきていて価値変換システムとしての情報メディアがいわゆる街のコンビニの域をでていないんじゃないかと思う。


ネットの可能性は良く言われる議論で多分、無限なんだけど、僕らの体力、知力、能力には限界があるし、そもそも時間だって有限だ。


有限の中で幸せを最大化すること。
前提として新しい気付きを得られる感性を持っていること。ここを忘れがちだと思う。


流れに身を任せてみんなが不感症になったらセックスを楽しいっていう人がいなくなってしまう。
でもなんだかそんな風になってきているように思う。


多分検索の自由って、格差社会みたいなもんで、自由度がありそうで実はそんなに自由度がなさそうで、アクションに固執した結果、そういう意味で、ネットの可能性を狭めるなっていいたい。


AISAIとかじゃ人はなかなか動いてくれない。
僕は、I-AISASとかまで行かないと動いてくれないと思ってるしそれが「おもてなし」っていう概念。


情報は創発するから、文脈をもっと大切にしないといけないんだと思う。
最近ずっとそればっかり。


どんな広告もやっぱり希望を与えてなんぼ!
がんばらなきゃね。

アマゾンの返品システム

こないだアマゾンで本を買って初めて返品という体験をしました。
その時思ったこと。

ちなみに買った本は、行動経済学者のDAN ARIELYの「PREDICTABLY IRRATIONAL」。ずっと読みたくてずるずると読んでいなかった本。

というわけで買ってみたのですが、下記の図のように、本のサイドがぼろぼろになっていて、もしかしてこれは著者のトリック?とも思ったのですが、何ら意味は見つけられず。とりあえず返品ということにしました。
結局、返品してまた再送されてきた商品も下図のような感じだったので、この本はこういうものなのだろうということで納得しました。



でアマゾンの返品システムについて。

返品というととりあえず、電話だということで電話番号を探したのですが、ない…。どうやらWEBの返品センターというところから返品の申込をするよう。

さっそく、返品手続きを開始。

まずは、自分で買ったものかギフトで選んだものかを選んで、自分で買ったものの場合は自分の購買履歴から返品する品物を選び返品のパターンを選ぶ。



選んだら、品物の返金か交換かを選ぶ。



確認画面。




でリクエストのボタンを押すと次の画面で、返品するためのバーコードが書かれた返品伝票と返品する宛先が書かれたシートが出てくる。これを印刷して箱に入れて、宅配便業者を呼んで指定の日時に取りに来てもらえれば手続き完了。

ここまでの作業だいたい20分くらい。
簡単なんだけど、なんとなく不安があるというかそんな感じ。プリントアウトとかめんどくさいなーと思ってしまった。

同じプロセスをやるにしてもサービスセンターに電話して聞く方が不安が都度解消されるから実は納得度高かったりするんじゃないのかな?受け取り方が「ちゃんと対応してくれている」というポジティブか「ほったらかされている」というネガティブかの差かなと思うんだけど。


WEBの対応だと、プロセスはシンプルなんだけど、ちょっと困ったときとかわからないことがあったときに聞けないジレンマがあって、探そうとすると探し方がわからなかったりして実はすごい手間がかかる。書いてあるんだけど、約款の中を読まないといけないとか。WEBで「そこで全部書いてありますから」というおもてなしはやっぱりちょっと冷たいかなと思います。せめてメインじゃないけど受け皿としてコールセンターはあった方がいい。


まあサービス提供側のコストとかを考えると厳しそうだけど、こういうちょっとずつの積み重ねがリピーターとかファンを作るんだと思います。

2008年11月1日土曜日

ブログ復活!そして来年5月に・・・



ブログをまた始めることにしました。
ちまちま毎日更新がんばろうかなと。


ところで、
このたび、結婚することになりました。
しかも来年5月に子供つき(新規)です。入籍は年明けにします。



結婚式等々はツレの体調もあるので産後にゆっくりやろうかなと思っています。



一部の仕事でかかわる方には報告していたのですが、ツレの方も安定期に近付いてきたので改めて報告します。まさか自分が結婚!?とか子持ち!?とかまだまだ驚きは隠せませんがおもろくやっていこうかなと思っています。

ちなみにツレから「赤ちゃんができたの…。」というメールをもらった瞬間、テンパって会社の一つ手前の駅で降りてしまったり笑。ひとつ前の駅から会社に行く途中でいろんなことを考えて、自分の腹を決めたけど、メールが来た日が9/11だったから、やっぱりこれは年上女(B29笑)のテロだと思ったり…。



とはいえ自分的にはとてもとてもハッピーです。
人生とはホントに運と縁とタイミングだなと。


ツレと一緒にやっていくと決めた瞬間から自分の人生がもっと回りだした感じがします。決断するというのは本当に決め断つことなんだと感じました。決めたからには幸せな家庭を築くべく仕事、家庭と邁進します。


昔、mixiに書いた自分の夢はいったんあきらめることにはなったけど不思議とまったく後悔はしていません。「想い」があればまたどこかで形を変えてかなうはず。今回は縁がなかったと思って今の仕事を一所懸命がんばります。


ふつつかものですがこれからも応援よろしくお願いいたします。
結婚式かなり先ですが、ぜひ遊びに来てください。


ツレの手前、あまり遅くはなれませんが飲みも懲りずに誘ってください。
でわでわー。

2008年8月11日月曜日

20080811

今は夏季休暇中。17日までお休みです。
ま、お盆なのでどこも混んでいて、価格も高いので、地元にいますが。

それはそうと働いている会社が、わりとよく働くといわれている会社なので、他社に勤める友人などがしたり顔で、

「夏休みちゃんと取れるの?」

と聞いてきます。
で、

「確か…。9日から17日の9日間かな。」

と答えると、たいていは困った顔してからこう言います。

「マジで!9日かよ!俺なんて…だよ。」

自分より少ないことを期待していたのかもしれません。
ちょっと期待を裏切ったようで申し訳ない気持ちになります。


当社は、意外と休みが多いのです。


さて、先々週、先週となんだかんだバタバタしていたのと、ブログどーしようかなという漠然とした思いがあってブログ更新しませんでした。前者は業務なのでいたしかたないのですが、後者は結構深刻に考えていてなんのためにでグルグルしてました。



でも決めました。これからの自分のブログの在り方。



今までは情報整理の一環としてブログを書いていたのですが、ブログで日々の情報整理というのは自分に向いていないということが分かりました。理由はレコードに温度感がなくて、あくまでデジタルなレコードだから。いったん書くのが慣れた今はレコードのためのブログはもういいかなと思いました。



そこで、今までのレコードとか情報整理みたいなのは、全部手書きのノートでことば集めという形で書いていきます。原材料自分の中の、ことばは打っておくものでもあるけど、やっぱ書いておく方がしっくりくるって。



で、ブログには、テーマを決めてタイトルがあるようなまとまった文章、原材料自分の製品としてを打つようにしようかなと。



ま、そんな感じでちょこちょことやっていこうと思います。

2008年7月30日水曜日

20080729

ブログの更新をさぼりました。
なんだか、つらつらといろんなことを考えていたら、書くのを忘れました…。

先週は、くらたまなぶに会ったり、MP部の研修があったりで考えるきっかけとなるような出来事が多かったように思います。

■くらたまなぶ

くらたまなぶは小学4年生なバスケット少年おじちゃんで飲みも朝までとかで楽しかったんですが、こういういわゆるすごい人に会うと、自分の中でそこで得た感情、兆しみたいなものを自分の言葉に翻訳するのに時間がかかったりします。

右脳、左脳という言葉が多く使われていたような気がするのですが、右脳、左脳と認識しているのは右脳なのか左脳なのかとかエンドレスなことを脳味噌が考え出したので、僕の中ではどちらでもいいや、しっくり来る方を使おうみたいな結論にしました。

メモしておくと。

【インプット】   頭の中のイメージで入力 or 文字、音、絵などの形になるものとして入力
【アウトプット】  頭の中のイメージで出力 or 文字、音、絵などの形になるものとして出力

この4通りをどのように使うかのケースを分けとくと楽しいみたいです。

***

■MP部研修

部研修では、チームとしてコミュニケーションの閉じた部分を開くみたいなワークをMP部という単位でやりました。ここも、いろんな価値観とか仕事への思いとか、普段一緒に仕事をしているのに全然気付けなかったこととかがたくさんあってちょっと凹んだりしたのですが、その一方で、オープンディスカッションでは全然交流のなかった人と同じような課題感を共有できて、部署を横断でプロジェクトを走らせようみたいな具体的な話もできたのでとても有意義でした。

研修もちゃんとやると次の日からメンバーのやる気みたいなのが変わって、空気が変わるので不思議ですね。簡単なことなんだけど、なかなか超えられない壁というのは多いのだなあと。壁の越え方みたいなのにバリエーションを持っておくと柔軟に組織の課題を解決できそうです。

研修以来、「ごきげんよう」をあいさつで使うのがマイブームです。


●今日のありがとう●

1、S君エクササイズの罪悪感を丸一日感じさせてくれてありがとう!まさか君も行ってなかったとは想定外でした!
2、M尾さん、ナイスな企画をありがとう!インフラに組み込めるように調整します。
3、筑波の院生6人組、いろんな視点をありがとう!小粒にならないようにがんばって!
4、N畑、なかなかおいしい弁当を準備してくれてありがとう!
5、W辺さん、I川さん登録完了メールの修正対応ありがとう!ウェルカムな感じにしましょーね。
6、K澤さん、メール系のプロセス教えてくれてありがとう!
7、ライターC葉さん、お盆分の原稿執筆ありがとう!
8、ライターI倉さん、修正版企画書提出ありがとう!HCのアドバイスは強力ですね。明日バックします。
9、S井ちゃん、性格のキーワード抽出50本ありがとう!
10、M留さん、最近自分の意見をかなり言ってくれてありがとう!無茶ばっかいってすいません笑。
11、M梨花さん、ブログ特集、理系特集の調整ありがとう!明日キャッチは入稿します。
12、A生さん、規定の校閲ありがとう!
13、S君、楽しい企画書ありがとう!これはがっつりいかねば。
14、O高P、いつも底なしの元気をありがとう!とても前向きにならねばと背筋が伸びますw
15、M留さん、お盆中のリリース対応ありがとう!いつもタイトですいません。


それではごきげんよう~。

2008年7月22日火曜日

20080721

三連休最終日。
新しい自転車を買うことができなかったので、チャリ旅に大幅な予定変更…。出発が日曜夜から月曜朝に、行先が銚子から、横須賀へと変更になり、食べるものも新鮮な魚介類ではなく横須賀海軍カレーとなりました。

一緒にいったMキン、Kシごめんなさい。でも楽しかったね。


※ちゃんとした自転車を買うのはちゃんとカウンセリングとか受けて時間をある程度かけて買った方が良いみたいです。勉強になりました。まあ10万くらいの買い物だし…。日を改めて出直します><


というわけで、10時に東神奈川集合で、一路横須賀へ。横浜を抜けて16号を直進。横須賀までは約30km。まずは横須賀を目指す!

3時間後。意外と早く進んでる。これは観音崎まで行けそうだということで、横須賀でカレー食べて、観音崎に向かうプランに変更!それにしても日差しが暑かった。観音崎まであと13km。



トンネル前のちょっとチャリ旅っぽい一枚。



横須賀着。すぐそこに米軍基地。



ラブホテルの屋上に自由の女神はちょっとツボでした笑。



とりあえず昼飯ということで、カレー屋さんを探すと、まんま名前通りのカレー屋さんを発見!おなかがとてもすいていて、脱水症状寸前だったのですぐに入る!



2階の客席に行く途中に、挑戦状が…。



もちろん挑戦だとということで、ライス大盛りのアドオンで挑戦!そしたらなんと!軍艦マーチとともに騒々しく出てきたのとその大きさにびっくり!2分はその場にいた人全員の注目を浴びました。写真撮っていいですかと声かけられたり笑。ほかに、ビールとカレー2種類を頼んで昼からプチ宴会!ちなみにビールは横須賀ビアサケという地ビールを飲んだのだけど味濃くておいしかった!


写真で通常のカレーと比較するとそのでかさが…。横にあるルー2つはこのビックカレーの付属品。チキンカツも15切れとすごい量。構成物はあとはキャベツの千切り山盛り。
※てか達成記念の写真撮ってもらうの忘れたーorz><




おなかが膨れて満足したので、観音崎方面へ。途中でやっと海が見えるロケーションに!それにしてもマイチャリは車輪が小さい…。ロードの二人に比べて、とても疲れます笑。



さらに南へ。



三浦半島の東端、観音崎に到着。浜辺から林道を600mくらい歩いて観音崎灯台へ。写真は、観音崎灯台からの眺め!向こうにかすかに見えるのは千葉県富津市!



観音崎灯台は日本初の洋式灯台らしい。こういうの旅していく中で知るのって意外と楽しい。ちなみに写真は、この灯台を作ったフランソワ・レオンス・ヴェルニーというフランス人。社長アングルでとらえてみました。



観音崎灯台までいって、16時くらいだったので、ここでリターン。でも暑さと疲れで厳しいねって話になり、浦賀駅まで出て輪行して帰ろうという方向に!で一路、浦賀駅へ。30分くらいこいで浦賀駅に到着。浦賀駅で、輪行をするべくチャリをばらすんだけど、臨時輪行袋のごみ袋にKシのチャリが入らず、これは無理だねって話になって、やっぱりちんたら自走して帰ることに…。浦賀から横浜まで31km。気が遠いけど気を取り直してスタート。


4kmくらい来たところの横須賀市街地で、Mキンがナイスな方法を発見。学生はひるむが社会人は躊躇しないソリューション。


↓↓ 出した答えはこれ ↓↓





トヨタレンタカーでカローラフィルダー借りて、自転車達を乗せて帰ってきました。
そしてせっかくなのでドライブついでに、横浜港北SCによって飯食って映画見ようということで、「崖の上のポニョ」を見てきました。


いやーでも自転車乗って車乗るとありがたみが分かる。チャリで1時間がリアルに10分とかだもん。チャリにはチャリの良さがあるから組み合わせが大事かなと…笑。まあ何言っても自己正当化なんですけどね~。今回は日差しと暑さにやられちゃったみたいです。





でポニョの感想はというと、いろいろ宮崎駿的伏線があるなーとかおもったのですが、個人的に強く感じたのは、環境によって人はなりたいものになれる!受け入れることがクリーチャーとしての進化ということでした。まああんま精査してない直感的な感想です。あと親がフューチャーされているのも新鮮で面白かったです!


とまあ最終日はだいぶ充実した一日を過ごしました。肌がとてもひりひりしていますね。真っ赤です。しかも時計焼けが消えたと思ったら今度は、グリップ焼け。指だけ白いです笑。


チャリ旅は面白いので、自転車買ったらまた行きたいと思います!今度は車で行って、湖の外周走るとか、ゲレンデ下るとかやってみたい!買うの、ロードじゃなくてマウンテンかな。


明日からまた仕事がんばろっと!


●今日のありがとう●

1、新杉田の自転車屋のおばちゃん、ギア用の油探してくれてありがとう!おかげでスムーズになりました。
2、Mキン、地図でナビありがとう!
3、Kシ、ロードまたがらせてくれようとしてありがとう。足の長さがたりず実現できませんでしたが苦。
4、Mキン、メカニックありがとう!
5、観音崎の受付のおばちゃん、絡んでくれてありがとう!
6、浦賀へ行く途中の電気屋のおばちゃん道を教えてくれてありがとう!方向全然違ってた!
7、トヨタレンタカーの店員さん、汚いチャリ車に乗せたのに、入ってよかったですねと大きな心をありがとう!
8、ユニクロあってくれてありがとう!朝が乾いてかなり潮吹いたポロシャツを着替えれました!
9、宮崎駿、とても素敵な感動をありがとう!ぐっときましたよ。

2008年7月20日日曜日

20080719

今日は昨日いつ寝たか分からないけど、昼ころ起きてブログ更新。
でK嶋と明日から行くチャリ旅の詳細を決めに川崎へ。

川崎のLAZONAって初めて言ったけど、すごい。
コロシアムみたいな円形の建物の中がすっぽり広場になってて、スペースコロニーみたいなイメージ。ショップの美術館の展示って感じが面白かった!空間プロデューサーとか超面白そうだなー。

で結局決まったのが、明日の終電発で、銚子へ輪行でGO!浜辺でビール飲みながら花火とかして、朝日を待つ、んでそっから朝日を見たら九十九里浜をずーっと南下、目的地は行けるとこまで笑。途中のマストは、おいしい魚介類を食べることと海辺、温泉。どこまで行けるかしら笑。


とりあえず、輪行袋とチャリを明日買わねば。ついでにNIKONのD60もGETしちゃおうかな。


で一回家に帰って来て、夜はホッケー行ってきた。若いメンバーが笛吹いたから練習きつかった笑。
見せつけられるよなー。早いし、うまいし。くそぅ。まずはこの重い体をしぼろう。


●今日のありがとう●

1、dustbox、KenYokoyama元気をありがとう!
2、K嶋房総のガイド本準備してくれてありがとう!
3、Y木さん、相乗りありがとう!香港行きましょうね!
4、I橋(嫁)さん、ナイスパスありがとう!
5、U佐見さん、中々倒れないねってほめてくれてありがとう!次は倒しにいきます笑!
6、ばあちゃん、おいしい漬物ありがとう!これは他では食べれない!!!受け継がねば★
7、KDDI、お得な光プラン送ってくれてありがとう!PLCプランで変更しますw!
8、学生Y田さん、返信ありがとう!またいろいろ協力してくださいませ!
9、NA酒井ちゃん、途中経過わざわざありがとう!待ってます!
10、Yてぃん、未定リストの精査ありがとう!これ超価値高いね!運用に乗ったらミラクル!
11、「建前はイカンですよ」に投稿してくれてる学生ありがとう!メッチャ元気が出ます★

2008年7月19日土曜日

20080718

「タイムマネジメント」


最近、この言葉がキーワードだ。
やらなければいけないことは山ほどあるし、やりたいことも山ほどあって、もっとメディアが良くなる方向にがんばりたい。だけど、時間だけは青天井にあるという考え方はそもそもよくないなーと強く思う。


時間当たりの生産性をいかに上げていくか。それは物事を効率的にやることもそうだし、新しい取り組みを考えていくにしてもそうだ。


たとえば、昨日後輩が、大阪に帰るから8時に帰りたいと言っていたのに、実際帰ったのは夜中の1時。彼のもともとの予定は狂ってしまった。それはあまり正常なことではないような気がする。もちろん、関係者に迷惑をかけていることが最も問題なのだが…。でもそれを個人だけの問題にしてしまうと本質が見えてこない。個人を追い込むだけになってしまう。


後輩のタイムマネジメントができていないというのももちろんそうだが、そもそも2週間で業務引き継ぎ、要件定義の見直し、関係者との折衝、デザイナとの交渉、コーディング、テスト環境チェックというスケジュールが何本も走って、さらにここに営業側MPとシステム運用側MPとの折衝が走る。しかもそれを突然言われるという運用は、無理がありすぎると思う。実際後輩よりは慣れている自分でもかなり無理がある感じだったりするし、そこに新しいプランニングを加えていくことはかなり難しいように思う。


MPに限らず、営業だってそうだ。確かに社数はたくさん抱えているのかもしれないが、いつも「最近どうよ?」に対して「いやー忙しくって…。昨日も帰ったのは夜中の3時だよ。」という返事。それが自分の仕事なんだから時間内に終わっていないのは、はっきりいってかっこ悪いし、仕事できませんって言っているようなものだと思う。そんな人に、何か新しいことやりたいんだけどどう?っていう声はかけられない。



「これでいい」から「これがいい」という仕事を増やす。
そのための最低限のルール作りと全体把握をちゃんとやる。その中で、何に時間を使っているのかを常に把握して、ここに時間を使うべきなのかどうかの優先順位の見直しを常にしていなければならないと思う。



最近は、そういう体制を考えることに僕は時間を使っている。



リクルートの良さは、かかわる個人が他人からの「あこがれる対象」になれること。
楽しくやろう!



●今日のありがとう●

1、B場さん、渉外側のアンケート実施させてくれてありがとう!
2、デザイナS木さん、記事のイラスト何度も書き起こしありがとう!あと一息!
3、N畑、QAのクオリティを下げずにがんばってくれてありがとう!それが一番の価値だよ!
4、I倉さん、素敵な企画書ありがとう!勝間和代、石田衣良etcのINT実現楽しみです。
5、N畑、H藤面白い開会宣言のアイデアありがとう!楽しみだよ!
6、O高さん、部研修のPMありがとう!おかげで楽しくコミットできてます!
7、S君いつもくだらないのありがとう。たいがいお互いくだらないね。
8、10チームのメンバー、楽しそうに定例MTGに参加してくれてありがろう!笑えるMTGにしよう!
9、NA、S井ちゃん、T中君、ナイス企画!でもあともう少し!大阪いけるように交渉がんばります!
10、W辺さんヒアリングありがとう!想いのリクナビを作りましょう!まずはチーフ会♪
11、M利さん、自分のきもーいイラストコレクトしてくれてありがとう笑。枯れないようがんばります!
12、F田さん、いつも僕がたのしくやれるように気を使ってくれてありがとう!僕も気を使います!
13、H枝さん、納品心配して見に来てくれてありがとう!笑顔に癒されます!
14、K嶋、話の中で、「情けは人のためならず」という言葉を思い起こさせてくれてありがとう!
15、K澤さん、くらたまなぶとの飲み会誘ってくれてありがとう!楽しみです!

2008年7月17日木曜日

20080716

最近読書してないので本を読んだ。
読んだ本は、菅野仁の「友だち幻想 〜人と人の<つながり>を考える〜」ちくまプリマー新書の本。

アマゾンでふらふらしていて目に留まった本。ちくまプリマー新書は、高校生対象なのか文字が大きくて文章がシンプルなので読みやすい。



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○目次○
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はじめに ー「友人重視指向」の日本の高校生

第1章 人は一人では生きられない?

 ★一人でも生きて行ける社会だからこそ<つながり>が難しい
 ★「親しさを求める作法」が、昔とは違う

第2章 幸せも苦しみも他者がもたらす

 ★二種類の人と人のつながり
 ・人は一人でも生きて行けるが、一人だけではなんとなくむなしい
 ★「自己充実」 幸福のモメントその一
 ★「他者との交流」 幸福のモメントその二
   ①交流そのものの喜び
   ②他者から承認される喜び
 ・他者=自分以外の全ての人間
 ・「見知らぬ他者」と「身近な他者」
 ★他者の二重性
   ①「脅威の源泉」としての他者
   ②「生のあじわいの源泉」としての他者
 ・人は他者の二重性に振り回される

第3章 共同性の幻想 ーなぜ「友だち」のことで悩みは尽きないのか

 ・なぜいない人の悪口を言うのか ースケープゴートの理論ー
 ・心が休まらない「メール即レス」
 ・同調圧力 ー友情が脅迫になる
 ★ネオ共同性 ー現代の新たな圧力
 ★同質性から併存性へ
 ・「一年生になったら」 ー「同質的共同性」指向の原点
 ・昔は「同質性共同性」だけでよかった
 ★「やりすごす」という発想 ー無理に関わるから傷つけあう
 ★「ルサンチマン」は誰の心に生じることがある
 ・適切な距離は人によって違う
 
第4章 「ルール関係」と「フィーリング共有関係」

 ・「ルール関係」と「フィーリング共有関係」に分けて考えよう
 ・「フィーリング共有関係」だけで考えるといじめはなくならない
 ・「フィーリング共有関係の」の負の部分
 ・ルールは「自由のため」にある!
 ・誰かをいじめると、自分がいじめられるリスクが生まれる
 ・だから「気に入らない人とも併存する作法」が大切
 ・ルールは必要最小限にしたほうが、ルール関係は築きやすい

第5章 熱心さゆえの教育幻想

 ・先生は生徒の記憶にのこらなくてもいい
 ・「話せばわかる」も幻想
 ★個性教育よりもまずやるべきこと

第6章 家族との関係と、大人になること

 ・家族をとらえる二つのキーワード ー「定位家族」と「生殖家族」
 ・親の「包摂志向」と子どもの「自立志向」がぶつかり合う思春期
 ◎大人になるということ
 ◎君たちには無限の可能性もあるが、限界もある

第7章 「傷つきやすい私」と友だち幻想

 ・目上の人の距離感
 ★異質な他者との付き合い
 ・「傷つきやすい私」とのつきあい方
 ・「友だち幻想」
 ・恋愛こそ幻想を持ちやすい

第8章 言葉によって自分を作り変える

 ・関係が深まらない「コミュニケーション阻害語」
   ①「ムカツク」と「うざい」
   ②「ていうか」
   ③「チョー」「カワイイ」「ヤバイ」
   ④キャラがかぶる、KY(空気読めない/空気読め)
 ◎言葉を得なければ、世界も自分もとらえられない
 ・読書は対話能力を鍛える
 ・苦しさを通して得られるもの
 ◎楽しくても楽しくない

おわりに ー「友だち幻想」を超えて

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一人でも生きられる時代背景を丁寧に説明した上で、人の間で楽しく生きるためには、自分以外の他者とどのような視点をもって接すれば良いのかがわかりやすい例をもとに非常にシンプルに書かれている。個人的には、組織とか自分とか、好きな人のこととか他者との関わり合いの中で「もやもや」していたものが、この本を読んで言葉が当てはまったような感じがして、読み終わった後とても気持ちが軽くなった。

生きることと働くことはかなり近しいので、就活生も自己分析をしながら読んだら納得感高いだろうなと思う。

気になったキーワードはこんな感じ。

●天職(calling):「これは自分に向いているな」「やっていて楽しいな」と思えることに能力を発揮できていれば自己充実している。天職とは、「これをやるのは君だよ!」と呼ばれた仕事のこと。

●他者との交流には、他者と「時間、空間を共有している交流そのものの喜び」と他者からの「承認」の2つがある。

●他者には、「脅威の源泉」と「生のあじわいの源泉」の2つの性格がある。

●人はルサンチマン(=人間が抱く嫉妬、恨み、反感といった負の感情)に惑わされやすい。「自分は自分、人は人」というものの見方が重要。関係しよう、関係しようとするから話がこんがらがるので、距離を取ってみることでやりすごせることもある。

●大人になるということは、「経済的自立」と「精神的自立」のベースの上に「人間関係の引き受け方の成熟度」が乗かっていること。

●学校では教えない2つのこと。「気の合わない人とも併存しなければならないこと」と「君にはこういう限界があるということ」社会で普通に生きて行くための手段を教えないとGAPが生じてしまう。

●言葉は自分が関わっている世界から「自分」なりの意味をすくいとるための知的ツール。生のあじわいは複雑なので、それを表現する手段を持たないとそれが味わえない。浅い表現手段によって知らず知らずのうちに認識できる範囲がものすごく狭く浅くなってしまう。

●読書は「いま・ここ」にいない著者と直接対話をするようなこと。解釈の方法を得ることに近い。

●楽して得られる楽しさよりも、苦しいことを通して初めて得られる楽しさの方が大きい。予想外のことに生のあじわいを求める。ちょっと苦しいことをしてみるという経験が大事。
 

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●今日のありがとう●

 1、M留さんコーディングありがとう!助かりました!
 2、W辺さんメーリングニュースのプランニングありがとう!よろしくです。
 3、K高さん、打ち合わせ設定ありがとう!これからがんばりましょー。
 4、T君楽しい企画案ありがとう!俺も負けない!
 5、Y田君デザイン制作ありがとう!だんだん良くなってる〜!
 6、M本さんイベントの企画調整ありがとう!これから企画書詰めます!
 7、RHPのみんな、もッと楽しくしよう!一緒にやってくれてありがとう!
 8、M利さん、K上さん「建前はイカンですよ!」楽しい対談をありがとう!
 9、T君、H君取材に飛び入り参加してくれてありがとう!輪を広げて行きたいね。 
10、F田さん、素の意見が聞けてうれしかったです。ありがとう!
11、ライターC葉さん取材ありがとう!初稿楽しみにしてます!
12、H岡さん、飲みの調整ありがとう!来週行きましょう!
13、Kリー、blogにコメントありがとう!
14、Yちゃん、酔っぱらって電話してくれてありがとう笑!

2008年7月15日火曜日

20080714

仕事の行ったり来たりがやっぱり嫌いです。


職場を見ていると行ったり来たりすることを仕事していることと勘違いしている人が多いような気がする。わたわた忙しいのがうれしいみたいな。僕は不必要に余裕がない状態はあんまり好きではないのですが…。行ったり来たりの時間の割合って会社にいる時間の中で意外と多いと思うんだよねー。かかわる部署、人間が多ければ多いほどその傾向は強くなるだろうし。


最近、後輩とのレボでも、「タスクが終わらない」という後輩の悩みを聞いて、何にどれだけ時間を使うのかを意識するべきだということをたまに話しますが、やっぱり割り振った時間内に達成することをベースに、達成しなかった場合はすぐに切り上げて次の仕事をするということは大事。


そのためには、いかに行ったり来たりしないかをプランニングしたり、丸腰で打ち合わせに来るのを禁止したり、誰かが大変だった仕事を半分以下の労力でできるように常に改善したり…。個々が常に持ち寄るものの精度、質を上げていく。毎朝30分はその日何をどのようにやるかをプランニングするとか、意識的にプランニングの時間を持たないとなーと思います。



オールアドリブは佐藤浩一しかできません。
実力あってのアドリブ。まずは実力をつけるためにご利用は計画的にですね。



●今日のありがとう●

1、朝「いってらっしゃい」と声を掛けてくれたおばあちゃんありがとう。
2、OUTLOOKの使い方教えてくれたN畑ありがとう。またよろしく。
3、明日納品のいきなりコーディング引き受けてくれたM留さんありがとう!
4、ランチで途方もない理想論に付き合ってくれたM利さんありがとう!
5、鎌倉に別宅借りたT君、テンションアゲな話題をありがとう~。
6、校閲E田さん、いつも原稿ありがとう★
7、ZちゃんRINGへのお誘いありがとう!また飲もうね。
8、S先生、寝てるところ深夜の焼肉の誘いにやさしく対応してくれてありが乙!
9、無事に家まで届けてくれたタクシーの運転手さんありがとう~。

2008年7月14日月曜日

20080713

ホッケーの練習に行ってきて今帰ってきた。
オフシーズンということもあって、10人くらい参加。


自分自身はちょうど1か月振り位に氷に乗った。久し振りだったからかなりばてるんじゃないかと焦ってたけど、案の定いやー疲れた…、でもやっぱりやめられないなー。超楽しいもの。しみじみ昨日走っといてよかった…。走ってなかったら足が痙攣してたと思うーorz


パスがサッと通った瞬間とか、パサーの思惑通りにことが進んでヨッシャってなる瞬間とか、右肩口に思い通りに決まった時とか快感。やってるときは、はきそうになってるんだけど笑。


今日は10人しかいないのに、ドリブルNGとかパスNGとかもろもろの制約条件を付けた全面3on3→全面5on5。死にそうになったけど、超楽しかった。制約あるとどうにかしようと思って普段とは違うことをやるもんね。


それにしてもうちのチームは学生から50歳までホントいろんな年齢の人がいるんだけどみんなホッケーバカです。こういう場があることがありがたいです。


ホッケーがんばろ~。



●今日のありがとう●

1、K嶋、チャリ旅に誘ってくれてありがとう!楽しみにしてます~。
2、ばあちゃん、コミかるの引き取り代わりに対応してくれてありがとう!
3、Y岸さんアクアまで相乗りさせてもらってありがとう!次回もよろしくお願いします!
4、T橋さんボードチェックさりげにいかない自分を叱ってくれてありがとう!これからはボードチェックで盛り上げます。

2008年7月12日土曜日

20080712



土曜日。昼位に起きて、コーヒー買いに行って、マンガ読んだりして、少し涼しくなったところで自転車で近くの公園に行って7kmくらい走った。やっぱ公園て気持ちいい。最近、体を動かせてなかったから、汗が出まっくった。音楽を聴きながら走るというのはとてもいいね。


これを普通の文化にしてくれた、ポータブル音楽プレーヤーはすごいな。
そういやi-phoneが発売されたけど、買った人いるのかな?


かっこいいなーとか機能すごいなーとかは思うけど、自分的にはあまり興味がない。携帯は携帯、PCはPC、音楽は音楽でいい。不便でない方がいいんだけど、不便がなくなってしまった時に選択肢がなくなる感覚があんまり好きではないのです。


やっぱり一つのものですべてができるとかってなると人間が工夫しなくなっていってそれをどううまく使うかだけの議論になってしまって、それを作った人は確かにクリエイティブなんだけど、それ以上のものが生まれない気がする。現に、日本には数えきれないくらいのピカピカの技術があるのに、そういうi-phoneみたいなものを思いつくのはジョブスさんっていう状況。ちなみにi-podの裏面のピカピカは、日本の新潟にある企業が磨いてるんですよ。


もっともっと日本国内で生まれてもいいのになーと思います。こういうのを先導できるビジョナリーなり美女なりいればいいのにと笑。自分はそういう風な想いの人になりたい。


仕事を創れる人を増やすってことなのかな。やっぱり。しみじみ。




仕事つながりで、今日のちょっとはっとしたこと。


公園に行く時に、自転車の鍵が壊れたままだったんですよねー。こないだ鍵をひねった時に鍵の頭だけもげてしまってロックされたままになっていて、そのままだと使えないからなんとかしないととおもって金物屋さんにチェーンを切る工具を買いに行ったんですよね。


そしたら金物屋さんが、「工具が高いから買うのはもったいないよ。もっておいで!」と言ってくれたんですね。でよっこらせと動かない前輪を持ち上げて持っていって、チェーンを切ってもらって。で500円手間賃払って、ついでに鍵が売っていたから「ありがとう」の代わりに鍵もここで買おうと思って「鍵もください!」って言ってそこでお買い物した。


なまじ情報がありすぎると何でも自分でできると思ってしまって材料をそろえてgoogle先生にレシピを聞いて作ろうとしてしまう。でも今回のことみたいに、うまく乗合いすれば、こっちもチェーン切れてハッピーだし、ついでにモノが売れる金物屋さんもハッピーで、そういうつながりがたとえば地域コミュニティとかのエリアの中でいろいろある方が一つのサイクルが小さく完結してシンプルだなあと。今度からそれに似たことがあれば、google先生じゃなくて、とりあえず金物屋さんに行ってみるわけだし。


乗りあえるところをそれぞれが自分自分ってやっていたら無駄が多くなっちゃうし、それを生業にしている人が泡食っちゃう。そういう支えあうっていう意識を持つことって大事だなー。


結局その無駄の大きなことがきっと環境問題とかなんだよね。今ここの「ありがとう」でそれぞれがつながっていたら、ホントにシンプルになるんじゃないかな。役割がないと生きていけないけど、役割はかなりいろいろあるわけで。それこそどうなりたいの?みたいな。みんなが「1ありがとう」ずつくれたら「1億ありがとう」じゃんみたいなのをやりあえる社会。今は円だけど。



そういえば久しぶりにスラムダンクを1巻から全部読みました。。(→レンタルコミック コミかる
いい言葉がたくさんあって、ぼろぼろ泣いてしました。でも一番ほっとしたのは、31巻のあとがきかも

「好きなバスケットボールを好きなように描かせてもらえたことは本当にありがたいことでした」


井上雄彦という漫画家がいて、それを支える編集者がいて、それをリリースする出版社がいて、読者がいてその中でみんながハッピーになっている状態が続いているということに「ありがとう」を感じました。




明日は久々ホッケー。
楽しみだなー。

20080711

最近、後輩がちょっとずつ変わってきた。

何を見ていてそう思うかというと、リクナビのQAコーナーの原稿を書いてもらってるんだけど、それがとてもよくなってきているからだ。2週間前までは、文章に「何でそんなこともできないの?ググれ!」みたいなノリだったんだけど、そういうのもなくなってファクトをよく調べて、相手のことを考えて原稿を作ってくれている。


冷たいリクナビ時代から思えば、そういう人が一人でも増えてきてくれていることはとても喜ばしい。逆に僕も、そういう人を一人でも増やそうという姿勢でがんばることができている。本当にありがたい。


最近よく思うのだが、仕事においては「思い入れ」というのがとても大事なように思う。仕事は社会にたくさんある。でもそのほとんどは、あなたでなくてもできる仕事だ。ではそれをどうやってあなただけの仕事にするのか?そこが仕事を楽しくする肝な気がする。


言われた仕事だけをやっているようだったら、それは言われたからやっているの域を出ないので主体性が生まれにくい。あなただけの仕事をするには、うまいこと自分のやらなければいけないことを効率化して、自分が仕事に対して付加価値をアドオンしないといけない。


どういうことかというと、100のパワーをその仕事にかけられるとして、言われたままやることに100のパワーを使ってしまうとそこに工夫の余地はない。でも90のパワーでやれるようにしたら、10のパワーが残るから(※90にするコストは考えないことにする)そこで創意工夫ができる。でも10のパワーでマンガを読んでいたら、さぼっているといわれるのだ笑。



意識的に余白を作ること。自分だけの仕事をするためには効率化をすることとその余った時間で付加価値としてやりたいことをやる。やりたいことをやるためにはアイデアが必要。そういう意味で、いろんな情報に興味を持ってアイデアにするプロセスに「想い」が大事なんだろうなと。想いは生き方でもいいし、マーケットへの想いでもいい。自分の見方、味方になる。



とにかく自分が決めて、自分が取り組んでいることができたらそれは楽しいのである。そういうサイクルを回していくと、なんだかいろんな人がつぎつぎといろんな分野から入ってくるような気がするし、もっと楽しいことができそうなのだ。



まさにストーンスープ笑。

2008年7月8日火曜日

20080707

今日は七夕。
七夕的なことは無かったんだけど、浴衣で過ごしました。


浴衣って初めて着たけどいい。とても着やすいと思いました。
なんか帯を巻くのが粋な感じだし。下駄もいなせ。


女子の浴衣の脇があいてるのはそこから第三者(?)が手を入れられるようにらしい。
それもまた粋。


夜は浴衣でビアガーデン行ってきました。
結構ビルの屋上にあるんですねー。
浴衣衆は、僕らの組だけだったんでかなり目立ったw


何をするにもプロセスを楽しめるっていいなと思いました!

2008年7月6日日曜日

20080706

(清々しい美しさ,長谷寺,20080706)


(カメオンザハス,長谷寺,20080706)


(ヒル性ビール,七里ガ浜,20080706)


Rの同期とゆるい企画しようってことで鎌倉行ってきました。
もともとは、座禅したいで始まった企画だったんだけど、九時集合なのに八時半に起きるというアクシデントが双方に発生で、10時半@藤沢スタートの企画になりました。


藤沢→長谷寺→御霊神社→七里ガ浜のイタリアンレストランで昼ビール→billsでコーヒーというような流れで休日を満喫してきましたー。オープンテラスの席で海を見ながら昼ビールとかとてもいい!座禅はできるとこがノープランでは見つからず…orz



billsは結構話題になっていたので行ってみましたが、昼に行くととても混んでいる(12時にいって、入れるの2時半とか言われる。)ので、とりあえず昼にいって予約だけして席取っておいて、どこかでランチしてアフタヌーンティーという感じがいいと思います。もしくは朝食が良いらしいので、朝一とか。



鎌倉で自由に過ごしている住人たちの感じいいなって思います。自分のペース守ってるというか。大切なもののバランスがとれているというか。その姿を見るだけでも自分のPositibve Mental Attitudeがちょっと復活するし、自分もそんな生き方したいなーと。



自分は3年後、5年後どうしたいんだろうねーっていうのを話こんだり、リクルートってどこに向かうんだろうとか話してみたり、リクルートに所属しているんではなくて、自分がリクルートとかそんな話も出たりで面白かった。気の合う仲間と楽しいことをやってみて、やり続けるっていうのを繰り返していけるのが幸せなのかもとか思ったり。そういうことができる人が増えていって、なんか国が楽しくなっていったらいいなー。



休日にかなりゆっくりしたおかげで仕事からプライベートまでとてもとてもいろんなことが整理されました。
明日は浴衣デー。ルネッサーン!


次回は、ちゃんと座禅の予約していこっと。

20080705

今日は飲み会を2つはしごして来た。
ホントはホッケーあるから1つだったんだけど、足がなくていけなくなってたんで、急きょ誘われた飲み会に参加。
んで新宿から歩いて帰って来た。途中、電車乗ったけど・・・。
経路の途中にいそうな人に電話しまくりました。ごめんちゃい笑。


1つ目は、代理店インターンの時の同期。一人は外コン、一人はRのメンツで焼肉食べてきた。
月島のでんでんてお店だけどかなり美味しかった!月島は実は焼肉エリアなのか???※でも店員さんにぼったくられたけど笑。
(※調子に乗って、一番おいしい肉もってくるのだーとか店員さんとじゃれてたら超旨いリブロースのシンとサーロイン持って来てくれたんだけど、それが会計時に一切れ3000円と5000円だと知ったっていうオチ。勉強になりましたー笑)


外コンの同期はインターンぶりに会ったけど、「これから働き方って変わっていくんだろうね?」「女力とは?」「26歳は遊びたくなるのだー」とか「お金の概念はなくなるんじゃないか?」「グローバリぜーションでサバイブよりローカリゼーションでサステイン」みたいなテーマをざっくばらんに楽しく話せて面白かった。


面白いなーって思うのは、自分にできないことを持っている人に最近どんどん会えてる気がして、何かそのうちホントにできるんじゃないかって気がすること。かなりエキサイティングなにおいがする。なんかやりたいなー。


一回、会社に原稿取りに戻って、もう1つの飲み会に参加。


こっちは研究室の後輩が誘ってくれたもの。ありがとう!
かなり久し振りだった。それぞれなんだかちゃんと社会人になってて、楽しく仕事してそうで、おお時間は経つんだなーとか思った。


研究一緒にやってた後輩が、帰り際にポツリといったことが印象深い。
「やっぱ誰とやるかですよね。大事なの。」


いやーホントそうだと思うよ。
何っていうのは別にあとからついてくるから。取り組む姿勢が同じ人と仕事ができることが幸せなんだもの。結果も出やすいし、結果が出ればだれかが「ありがとう」って言ってくれるし。そういう人のロールモデルを見つけることが就職活動だもん。


定期的に飲んでいこうよ!「働く」なんて一生考えるテーマだし!
ここでも異色の組み合わせでなんか面白いことできるかもしれないしねー。


***


んで、副都心線できたし駅とか見たいなーとか思って、新宿から横浜まで歩いて帰れないかなーって思って、でもきつそうだからやっぱチャリでって思って新宿のドンキに行ってママチャリを買おうと思ったんだけど在庫がなくてじゃあ結局歩こうって感じで歩いてきました。


歩いた区間は、新宿→渋谷、元住吉→白楽
途中さすがに横浜は気が遠いと思って、ぎりぎり終電に滑り込んで、渋谷→元住吉は電車。
結局、4時間くらいはかかったけど笑。


いやーでも歩くのって楽しい。いろんな発見があったり、空想ができるから。


目に入ってきたものをヒントに脳みそがどんどんいろんなことを考える。この道っていつ通ったよなー。その時こんなことがあって、こんなことを思ったんだよねー。そういやそのあと、あんなとこ行ったなー言ったなーみたいな感じでどんどん連鎖、どんどん回想、そして新しいスレッドもどんどん。


歩いてると、新しい発見もあって、JALアカデミーって原宿にあるんだーとか、神宮前の交差点のプロントの下に駅できたんだーとか、深夜の原宿は女の子が多いなーとか、b6ビルのデザインはサイトに使えないかなーとか、綱島街道店増えたなーとか、慶応のキャンパスが超巨大になってるとかとか。


歩いて帰って来てみていいなーって思ったのは大きくは2点。


一つ目は、今まで知っていたものが、自分の知っていたものではなくなっているというリアリティを感こと。普段の自分の仕事でも「こうなのだー」ではなくて、「ホントにそうなのかな?ちょっと見てみよっと」ていう癖をもっとつけたいですね。実態は常に変わっている。
あと昔は暗闇って怖かったけど、今って怖くないんだよねー。不思議。


二つ目は、歩いているからこそ分かる感覚があるということ。これは、特に強く思ったのが、一定距離歩いて行くと、足に豆ができるんですよ。で歩き続けるとそれがつぶれるからとても痛い。これってでも歩いてないと分らないし、その痛いっていう感覚がつかめない。痛いっていうのは大事な感覚だと思うんですよねー。痛いなーって思ったらいろいろ歩き方を工夫したりもするわけだし。ホントにやばかったらやめるだろうし。


今の社会はネットですぐ疑似体験できたり、情報取得することで満足している場合が多いから、いろんな痛みを感じることが少なくて結果何にもできない人とか加減をできない人がこれからちょっとづつ増えていくんじゃないかなーとか思ってしまいました。あとは匂いとか、音とかはネットで再現しにくい部分だから、リアルで感じた方がいいなーって思いました。クチナシの花はあんなにいいにおいがするんだーとか、夜中って結構ざわざわしてるんだなーとかとか。



感度をにぶらせない。意外と気を付けててもにぶっちゃうから…。
それがホント大事だなー。



歩けアルカリ!

2008年7月2日水曜日

20080701

6月が終わった。
一か月が終わると前の月の振り返りとかをするもんだ。

ということで6月初めのやりたいことリストを振り返り。
まったくやりきれてないので見たくないけど…。

以下振り返り。

【6月のやりたいことリスト】

●映画を見たい
  ・最高の人生の見つけ方 6/29了
  ・ザ・マジックアワー
  ・アフタースクール
  ・【外】解夏 6/21了
  ・【外】Killing Me softly 6/28了


→ 平日夜にうまく時間が作れなかった。


●鎌倉に行きたい
  ・座禅か華道をやってみたい

→ 7月6日に持ち越し

●濁ったお湯の温泉に行きたい
  ・旅館でひたすら読書したい

→ 7月31日、8月1日に有給とって行くことに。持ち越し。

●デジタルカメラを買いたい
  ・NIKON

→ 7月に持ち越し

●自転車を買いたい
  ・ルイガノ 

→ 7月に持ち越し

●本を読みたい → アウトプットとしてブログに書く。
  
 【マーケティング系】
  ・戦略的データマイニング
  ・創発するマーケティング
  ・知識デザイン企業―ART COMPANY 6/12了

 【WEB系】
  ・キーボード配列QWERTYの謎
  ・Googleを支える技術
  ・ウェブ時代5つの定理

 【はたらく系】 
  ・友達幻想 -人と人のつながりを考える6/29了
  ・友達地獄 -空気を読む時代のサバイバル
  ・3年でやめた若者はどこに行ったのか?6/13了
  ・生きづらい私たち
  ・就職がこわい
  
 【その他】  
  ・無限論の教室
  ・時間はどこで生まれるのか
  ・時間は実在するか 6/8了
  ・タクシー王子、東京を往く6/19了  
  ・不可能性の時代
  ・私塾のすすめ -ここから創造が生まれる-6/18了
  ・日本という方法 -おもかげ、うつろいの文化-
  ・思考の補助線  
  ・酒の話

  ・【外】東京島 6/22了
  ・【外】傷つきやすくなった世界で 6/29了
  ・【外】ムーたち 6/22了
  ・【外】GOLDEN LUCKY 上、中 6/27了

→ 本は意外と読んだようで読んでない。目標を立てるよりは読みたいように読んでいく方が健全だなあと思った。文庫、ビジネスモノが多いので、小説とかを増やしていきたい。

●筋トレに行きたい
  ・週1回はなんとかいきたいなー

→ まったくもって行けてない。習慣にできないなー。7月は週1回はやりきろう。

●ホッケーがしたい
  ・練習を休まない

→ 練習がなかった…。
  
●自分の仕事すべてを8月までに下に引き継ぐ仕組みを作る
  ・超わかりやすいマニュアルつくる  

→ まあこれは仕事だから進行中。
 
●中小企業診断士の資格勉強を始める
  ・財務・会計の本を買って読み始める

→ 買ってない。


***

結局、やりたいと思っていても、優先順位が低いことはできないんだなあとしみじみ思った。自分は寝る時間を削るとホント生産性落ちるからそこは削れない。その中でやりくりしなきゃだからやれる量に対して量が多すぎたかもしれない。

本も衝動的に買うものの、いざ読む段階になると今読まなくてもな本が多いような気もする。
アマゾンは便利だけど、本当に興味をもったものではなくつい目に入ったものだけを買っているような気もするから、なるべく八重洲ブックセンターをうろついてあれこれ悩みながらハンティングして、チョイスに時間をかける!

7月のやりたいことリストはもう少し優先順位をはっきりさせて、いつやるのかみたいに細かい期日を設定してみよっと。

7月は具体的に!

2008年7月1日火曜日

20080630



最近登録した新しいサービス、「コミかる
マンガが借り放題。全巻買いではなく、全巻借り。


月会費525円+借りた巻数×95円。
借りれる期間は2週間。


リーズナブルなサービスだ。
マンガは読みたいけど、まとめて買っちゃうとたまっちゃうし。なかなか買いに行けない。登録しておけば、カスケード的に送ってきてくれるので手間がかからない。継続的に「こみカル」にペイするとも言う。でも対価があるものの出費はあまり意識しないもんだなーと。この感覚はちょっと不思議。悦に入るというか。


前にWEBで読めるサービスが一瞬でかかったけど、イマイチ。
やっぱり寝転んで読みたい。手に持った感がないと読んだ気しない。
読んだ巻を脇にためて、あのシーンもう一回読みたいと巻き戻す作業が楽しいんだな。


早速スラムダンクが15巻ほど届いた。
読もう!

2008年6月30日月曜日

20080629

なんだかんだで今年も半年以上たっているんだーとびっくり。
どんどん時間の流れが早くなってる。

あと2回リクナビがオープンしたら最初の3年が終っちゃう。
やっぱり人生はカウントダウンだ。

今日は、ちょっと会社に行って、有楽町で「最高の人生の見つけ方」を見てきた。


余命6ヶ月の見知らずおじさん二人が意気投合して、死ぬまでにやりたいことをひとつずつやっていくという物語なのだが、自分のやりたいことと自分以外の人との関わりにおける自分、そして自分にとって大切なものは何かというのがそれぞれの中でだんだんシャープになって行く過程がうまく描けていてとても素敵な感じだった。


人は一人では生きられない。自分が喜ぶ。人が喜ぶ。それが人生の喜び。
そんなメッセージをもらったような気がする。


***


あと、往復の電車でこないだ買った「傷つきやすくなった世界で」という石田衣良のエッセーを読んだ。これはR25で連載していた空は今日も青いかの加筆修正版。





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○目次○
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 ・心まで格差をつけないで
★・「でも」の年
 ・世界を切り取ろう
 ・「迷う」力の素晴らしさ
 ・ラブ・キャンペーン
★・「いやらしい」を表現しよう
 ・植物化する男たち
 ・恋したくない男達の攻略法
 ・青いランドセル


 ・新しい人よ、きたれ
★・究極の難問、先輩後輩
★・仕事と生きがいのバランス
★・残業大国ニッポン
 ・残業禁止法、制定
★・ユニクロの勇気
 ・社長、それはないよ
 ・大転職時代をひかえて
★・今目のまえにある貧困
 ・がんばれ、ヒラ店長!
 ・心のタフネス


 ・怒りのネンキン
 ・生む機械、働く機械
 ・選挙にGO!
・ミステリー辞任、KY辞任
★・猛暑の星
 ・M氏の過失
 ・靖国参拝に未来はあるか?
 ・ケンポー・バッシング
 ・子供マーケットの奴隷たち


 ・エッセイって、なに?
 ・カメラマンデビューの日
 ・日本代表は日本人
★・牛丼マイウェイ
 ・ハイテク買いもの天国、ニッポン
 ・「熱狂の日」の子どもたち
 ・大人になったら、音楽をきこう
★・ハイヤーの趣味人


 ・ようこそ、先輩 
★・大人の真剣な遊び、「下北サンデーズ」
 ・インタビュワーを、インタビューする
 ・地方発の文学賞
 ・女子アナ的世界
 ・作家と遊ぼう!推協六十周年イベント
 ・十年に一度の、作家祭り
★・今年は「できません」
 ・新しい街、新しい生活
 ・ネットを遠く離れて


 ・絶対おかしい!
 ・今年を代表する一字
 ・てのひら返しのアップ&ダウン
★・知らなくていいこと
★・ハートをつなごう
 ・いじめられているきみへ
★・傷つきやすくなった世界で

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★ついてるのは特によかったなとおもったエッセイ。
全体を通して、言葉が現実を生むという視点がえぐっていて軽妙。あくまでR25世代へのエールであるという筆の運びが読んでいて元気になる感じ。一気に読める感じデス。


なんだか最近読むどの本も、深浅、表現の差はあれど、情報化が進んでいる今と日本人的な同質性が生きにくさを生んでいるのでは?みたいな題材を扱っているものが多いような気がする。脳みそが勝手に解釈してるだけかもしれないけど。


情報はやさしいですかというのは本当に大切なコンセプトだ。



P.S
ながろうのやりたいことリストは全然終らず・・・。必反省ですorz

2008年6月29日日曜日

20080628

(サウス応接室, 覆面座談会, 20080624)


今週は、コンテンツの取材でひたすら座談会を開いてインタビューをしていました。
2時間×6回。結構疲れました笑。でもどの回もかなり盛り上がったので面白かったです。


社会人から就職活動を終えた大学生までいろんな人に話を聞きました。
テーマはインターンシップ×1と自己分析×5。


就活についてのノウハウが大量にあふれる中で、自分に合った会社を探せるようになるにはどうしたらいいんだっけ?情報に流されないためのコツというか経験談というのを聞いてみました。おもしろかったのが、インターンシップについては意外と否定的な意見が多かったのに対して、自己分析についてはかなり肯定的な意見が多かったというところ。


●インターンシップ

取材側の前提としては、「習うより慣れろ」ということで、インターンシップ推奨型で意外とそういう意見が拾えるかなーと思っていたのですが、実際聞いてみると、インターン自体に質にばらつきがある、就職活動の必須アイテムみたいなとらえ方(とりあえずやっとけ的なのと、話のタネ的な)をすると得るものがすくないのではという意見が多数でした。

でも、一方で、K同通信のインターンをしていた社会人3年目(現システム会社PG)の話では、飛行機事故の現場に同行した時に、自分が「けが人とかいなくてよかったな」と思ったのに対して、記者が「死亡者いないと記事にならないなー」といった一言で、この仕事はできないと感じたそうで。イメージ先行型の職種に関しては、こういうリアリティを得る場所としては有効なのかもしれません。


で、「もし後輩がインターンどうしたらいいっすかね?」って聞かれたらどうしますっていうお題を投げたところ、「選考のあるインターンにいった方がいい」というところに議論が落ち着いていました。


学生の行動の目的化と予定調整のトレードオフだな思いつつ、インターンシップを方法論にしないこと、○○をやっとけば大丈夫的なことはないというのをちゃんと伝えないとイカンと思いました!社会に対しての興味の持ち方みたいなところをもっとシンプルに伝えたいですね。


●自己分析

取材側の前提としては、「方法論に走りすぎている自己分析という方法論をちょっと否定できないか」みたいなノリでいったのですが、意外とみなさんしっかり自己分析をしていてびっくりしました。しかも、その場限り面接用のエピソード作りではなく、自分のPDSを回すための方法論としてそれぞれ確立しているところが興味深かったです。本当にSEEという意味での自己分析だなーと思いました。


特におもしろかったのは、自分史って書きますかという質問に対しての回答。ちなみに自分史とは、幼稚園とかそれくらいから今までの自分の出来事とかを書きつづったもの。大半の人がほとんど覚えていなくて、あんまり意味がないと言っていたのですが、一人は自然と過去まで振り返っていけて、大変に参考になったというところ。


ほとんどの人は、幼稚園に戻らなきゃとおもって、いきなり遠い過去の一点から現在への振り返りを始めるのですが、その過去まで自然に振り返れた一人は、ちょっと前の出来事を振り返りだしたらアナロジーでどんどんちょっとずつ昔へと戻れたそう。


で思ったのは、たぶん自己分析というプロセスは人間が生きいる以上すでに無意識に行ってきているものだということ。つまり自己分析=なりたい自分に向けたスクラップビルト。過去を整理して、未来のなりたい自分のベクトルに対して使えるものがあれば使って、使えるものがなければそれをちょっと先の未来で見つけに行く、獲得しに行く。で獲得しにいく過程が企業研究とか。


違いじゃなくて同一性。同一性を見つける感度を磨くことが大事。感度を磨く一つの方法が、多くの人に会って話を聞くこと。確かに、「自己分析は一人でやらない方がいい」とか「人に会った方がいい」という意見がたくさん出ていました。納得。


“愛せないのなら通り過ぎよ!”そんな感じでいいのです。
というようなことを伝えようかと思います。

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今回座談会に、FITっていうリクナビのシステム開発をしている方の人たちも参加したいということで参加してもらったのですが、結構いろんなリアリティを拾えたみたいでよかったです。やっぱりそのメディアにかかわる人がちゃんと共通のリアリティとか想いをもってやっていないとだめなんだと強く思いました。これからもいっぱい参加してもらおうと思います。


お金ではなく人を見て、「ありがとう」のためにがんばる。
企画者が規格車になったら試合終了!

2008年6月23日月曜日

20080622



東京島を読んだ。
率直な感想は強烈だ。面白かったので、一気に読了してしまった。

何が強烈かというと、女の描写がわりとえぐい桐野夏生なのだが、この作品は日本社会を、人間が抱く個々のユニークさは何かという日常の葛藤から無人島でのサバイバルという舞台で演出しえぐっているような気がした。読み終わって、「お前はこのままでいいのか?」という強烈な批判と疑問の投げかけを桐野夏生から受けたような気がした。

こういう娯楽は、中身を書いてしまうと元も子もないので書かないことにしますが、帯の男31人、女1人という不埒なキャッチにつられて買ったのですがかなり楽しめました笑。


***

6月も終わりに近づいてきたのに、やりたいことリストを見直してみるとなんと達成率が悲しいことに・・・。


別段忙しいわけでもなかったんだけど、やれてない。
特に、自分がやりたいおもっていることがやれていない。
意識してないとホントに進まないもんだな・・・。



ながろう、なんでだろう?



本は、ブログに書いたりするのでちょこちょこ読んではいたのだが。
それでも達成率25%(5冊/20冊)東京島とかゴールデンラッキーとかムーたちとかを読んでいる場合ではなかった笑。



有給とらないと無理なものはやれないにしても、気を取り直して、この一週間立て直そう。
いいリズムをつくらねば。

2008年6月22日日曜日

20080621

昨日は、飲み会のあと明け方まで同期の家で飲んで、そのまま寝て、仕事がちょっとだけあったので、昼からサウスへ。タクシーで5分で着く。近くに住むのも悪くないなとか思いながらいやいや俺は鎌倉に住むのだと思い直して、最近見つけた喫茶店でクリームコロッケを食べようと図ったものの、営業日月-金、休業。飯にありつけず。


しょうがないので八重洲ブックセンターを物色して何冊か購入。
購入したのは以下の本、




↑帯に、無人島、男31人、女1人というキャッチにやられて買ってしまった。桐野夏生の最新作



↑R25の「空は今日も青いか」の文庫版。とぎれとぎれしか読んでなかったのでまとめて読みたいなと思って手に取る。



ゆるみ力という何とも言えないタイトルに惹かれて手に取る。そういや飲み会で、選択できないいまどきの若者に共通するのはあきらめ力だねとかいっていろいろ話したなー。てか最近○○力っていう本多いなw



↑仕事好きだけど嫌いなので、自分の好きなことをやるためにほかの仕事を圧縮する方法を教えてくれるのならと思って手に取ってみた。


***

仕事帰りに、八重洲の中華料理屋で営業のE君と飯。
食べログで探したんだけど、食べログってホント信頼度高い気がする。評価がちゃんとあるところに行けば外れない。今回はおいしい餃子を食しました。





P.S
そういや、R25のS君とこないだ話してて、仕事も趣味も一緒にしちゃえって、編集全般&WEBのちっちゃな会社兼カフェ作ろうってなったのでちょっとわくわく。まだ全然構想ですけどねー。今年中くらいにはなんかできるといいな~。

20080620

【MEMO】
実態に近づくことによって、実態が近づいてくると認識することがリアリティ。

だから、実態に近づくアプローチはやめてはいけないし、実態が近づいてくることを認識するための感度を上げ続けなければいけない。

そうやってメディアと向き合っていようとあらためて思った。

2008年6月20日金曜日

20080619



朝の通勤ラッシュの人との距離の近さがどうしても嫌で、行きだけちょっと贅沢してグリーン車通勤を始めて3カ月。最初は空席に座るのもびびっていたくらいなのだが、最近は空席を見つけて、「失礼」とすっと入って、ピットSUICAグリーンカードをかざす手つきもだいぶ手慣れたものになってきた。

グリーン車というのはいろんな時間の使い方をしている人がいて面白い。
化粧している人あり、朝ごはん食べている人あり、PCで資料つくっている人あり、資格勉強している人あり、アイマスクで寝ている人あり…。ラッシュでおし潰されている人たちとはちょっと違う時間の使い方をしている人がいる。


ちなみに東海道線グリーン車、横浜-東京間の30分は僕にとっての読書タイム。
結構途中で寝ちゃったりするけど…。


今日は、読みたい本リストの中から、「タクシー王子、東京を往く」という日本交通3代目若社長の新人ドライバー日誌を読んだ。目次は以下の通り。


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○目次○
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 一二月二七日(木) 晴れ
 私はなぜタクシーに乗るのか

 一二月二八日(金) 曇り
 社員へのドライバー宣言

 一二月二九日(土) 小雨
 同乗指導でさっそくパニック!

 一二月三一日(月) 晴れ 乗務初日
 大晦日、いざ出陣!

 一月二日(水) 晴れ 乗務二日目
 お正月、澄んだ空気の中を往く

 一月四日(金) 晴れ 乗務三日目
 お客さま、道に不案内なもので……

 一月七日(月) 曇りのち雨 乗務四日目
 車内全面禁煙が始まった

 一月八日(水) 曇り 乗務五日目
 タクシー仁義なき戦い

 一月一一日(金) 晴れ 乗務六日目
 営収八万超え!タクシーの女神がほほ笑んだ

 一月一四日(月) 曇り 乗務七日目
 二つの「桜」の残した「徳」

 一月一六日(水) 晴れ 乗務八日目
 戦々恐々、夜の銀座乗り場に突撃!

 一月一八日(金) 曇り 乗務九日目
 勤勉さで勝負。営業回数自己新記録を更新

 イチロー流タクシー術

 一月二一日(月) 曇り 乗務一〇日目
 専用乗り場を徹底的に攻める

 一月二三日(水) 雪のち雨 乗務一一日目
 雪の日に待ち構えていたものは

 一月二五日(金) 晴れ 乗務一二日目
 走って、走って、走りぬく!限界への挑戦

 一月二八日(月) 曇り 乗務一三日目
 タクシードライバーとしての誇り 

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日本交通の川鍋一郎社長が、現場を知るために実際にタクシーの乗務をこなした時の日誌。“拾うタクシーから選ぶタクシー”をスローガンに掲げ、徹底した顧客サービス、品質重視の姿勢を打ち出す川鍋社長のタクシーの乗務の中での日々の気づきや、出会いがさっぱりした感じで書かれており面白い。しかもちゃんと営業収入が社長のPDSによってリアルに上がっていくのが面白い。商売にはまっとうな姿勢が大切なんだなあということをしみじみ気づかせてくれる本。


頭に残ったフレーズは下記。

●頭でわかっていた知識が一個一個リアルに、立体的に浮かび上がってきて、身をもって理解できるようになった。営業所にいても、いままでとは景色が違って見える。


●左三回

お客さまが降車したところから左折、左折、左折でぐるぐる回ってみること。それを三回やってからじゃないと次に行っちゃだめよというルール。粘り強く同じところをまわると無駄な走りが減り、実車率が上がる。チャンスは身近にもあるものだということ。


●自分の得意パターン。調子が悪いときでも、これさえやっておけば、最低限は稼げるという心のよりどころを作っておくこと。精神的に落ち着いて楽に乗務できる。


●黒タク スタンダードマニュアル80

黒タク=同じ値段で高級タクシー。
サービスのレベルを具体的に決め、詳細なマニュアルを作る。

スタンダードマニュアルがサービス業において重要だいうことが再認識された。
現場レベルの些細な改善の積み重ねが集まって大きな推進力になる。積み重ねを記録していくものがマニュアルである。



サービス業は「ありがとう」
そして、サービス業は、「これもある」から「これがいい」へと変わっていく。


仕事に取り組む姿勢というのは、一本筋、こだわりを持っていたいものです。
自分でリアリティを獲得するサイクルをもっとつくっていこうと思います。


タクシー王子、かなりさらっと読めるのでおススメです。
営業の人とか共感するとこ多いような気がします。




終わるのか??ながろうのやりたいことリスト

20080618

今日は職場の人の送別会だった。


送別されるその人は、カメラマンではなく写真家になるという。
自分の夢を追える強さって、心を動かすというか本当にいいなと思いました。


「全然先は見えないけど、好きだから行く!」


1980年生まれのアナログなカメラをいじっている時の、そもそも仕事以外のその人の顔は初めて見ましたが、それはそれはとても幸せそうで、こっちの写真よりもこっちからその人の写真を撮りたいくらいでした。


そして夜11時の八重洲で胴上げをしました。
「がんばれーっ!がんばれーっ!」


心に残った夜でした。

2008年6月19日木曜日

20080617



今日は、08リクナビをやっていた時の上司Mさんが、10リクナビがオープンしたということでご褒美に鮨屋に連れて行ってもらいました。飲みながら上はいろいろ見ていてくれるんだなあ、期待してくれているんだなあとありがたく思いました。

最近、自分の悩みの種の「好き」「無関心」議論についても話ができてよかったです。
また飲みに行けるようにがんばろう笑。てか鮨うますぎ……。

さて、話は変わって、読みたい本リストから斉藤孝×梅田望夫の「私塾のすすめ -ここから創造が生まれる-」という本を読んだ。リードと目次は以下の通り。


レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか?本書は、志ある若者が集まった幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。


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○目次○
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第一章 志向性の共同体

  明治と現代
  ロールモデル思考=あこがれ力
  ロールモデルを消費する
  「自分探し」への違和感
  「けものみち」には直感が大事
  二十年前にもしブログがあれば…
  「志向性の共同体」と創造
  ネットの中で「あこがれのベクトル」を見つける
  「空気」を作るのがリーダーの役目

第二章 「あこがれ」と「習熟」

  機能不全に陥った教育
  上を伸ばすか、全体の底上げをはかるか
  祝祭的な学び体験を重視する
  「あこがれ」と「習熟」
  コンサートツアーかアルバムづくりか
  ブログ執筆と出版
  万単位の人からの喝采体験
  オリジナリティ重視か定着重視か
  ネットは私塾
  全日本国民に対してか十人に対してか

第三章 「ノー」と言われたくない日本人

  「寒中水泳」ではもぐってしまった方が楽
  「組織に与えているもの」と「組織から与えられているもの」
  量をこなすことを恐れない
  打席にどんどんたてばいい
  自分の中に「私淑する人」を作る
  「好きな仕事」でないとサバイバルできない
  メンタル面での自己浄化装置をもっつ
  「心で読む読書」、心の糧になる言葉をもつ

第四章 幸福の条件

  生活が作品
  「いかに生くべきか」を考えることは無駄か?
  大陸的タイムスパン
  やらないことを決める
  優先順位のつけかた
  「ウェブの細道」
  「How are you?」はなぜいつも「Fine」か

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「WEB時代の生き方」を論じてきている梅田望夫と「型」という概念から教育に携わっている斉藤孝が、これからの学び方とは?というテーマについて対談形式で論じる。明治維新の時にも似た、時代の大きな変化がやってきている。どう生きるべきかという悩みがはびこる現代社会の中で、自分探しを否定し、自分が好きなものを探しあてる直感(志向性)こそが本質であることを指摘する。


さらに視点を個人から社会に移し、社会の中で、個人が好きなことを好きと感じられる場所、直感を感じられる場所としての私塾(志向性の共同体、学びの場)の必要性を説いている。二人の年齢が一緒でかつ、バックグラウンドが全く違うにもかかわらず議論が、最終章の「How are you?」はなぜいつも「Fine」かという、上機嫌、人の存在が提供できる幸福感という一点に収束してく感じが好感が持てた。


気になった箇所は下記。


●ロールモデルを消費する

消費という概念であるということが面白かった。一般的にはロールモデルは目的になりがちだがあくまで消費。その人が対象に対してどう学んだのかということをポイントにする。何からエネルギーを得るのかを見つけたり、その兆し見つけて挑戦していく力を養うこと。ロールモデルはあこがれられればOK。


●上を伸ばすか、全体を伸ばすか

梅田が前者、斉藤が後者。梅田は、やる気があって目を輝かせている人がどんどん伸びていく状態が良いと主張。一方斉藤は、誰でもちょっとやって伸びたことがわかる「型」を教育に導入することによって、全体を伸ばすことも可能であると主張。好きになった時、それを突き詰められたり、その種類が増やせる環境をつくることも大事だし、より各自が一歩踏み出すやすいようになる仕掛けをたくさんつくることも差異なく大事で、カスケード的に要素を配置するのがいいのだろうなと思った。それが私塾的教育なのかも。


●「心で読む読書」、心の糧になる言葉を持つ。

斉藤の「本を読んでいて、なぜ今ここにこの言葉があるのだろう」、「自分のために書かれたような言葉」というくだりが共感できた。確かに自分も本が好きで好きでたまらないというよりは、その時気になったものを読む中で、なんとなく自分が思っていたこととかを本を読む、文字を追う偶然の出会いの中で具体化している気がする。 


●生活が作品

生活が作品=時間をどう使うか。ビジョン、アイデア、スタイル。アイデアを生み出していって、ビジョンを実現するときに何らかのスタイルがあるとそこに美意識が生じる。それが●●らしさにつながる。



***
というわけで僕も(話しているのは編集長たちですが…)リクナビで私塾とまではいかないですけど、一歩が踏み出せなくて、ものすごく損している子たちに、自由に遊べる場というか、「就職」ではなく、「働く」っていうことをもう一回自分の生き方に投影して考えていこうよみたいな感じのゆるーいコンテンツを作ってみました。

隔週更新なので、いろんな人をゲストに呼んだり、学生が遊びに来たり、サロンみたいになったらおもしろいなあと思っています。

リクナビ2010 「建前はイカンですよ!」

2008年6月14日土曜日

20080614



読みたい本リストの中から、「3年で辞めた若者はどこに行ったのか -アウトサイダーの時代-」という本を読んだ。

目次、リードは以下のとおり。

すでに平成20年、いまだに多くの会社で昭和の時代から続く風習や決まり事、働き方が支配している。「若者はなぜ3年で辞めるのか?」でその状況を描いた著者が、辞めた後の「平成的な生き方」とは何なのかを指南する。

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○目次○
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第一章 キャリア編

  昭和的価値観1  「若者のは、ただ上に従うこと」
  昭和的価値観2  「実力主義の会社は厳しく、終身雇用は安定していること」
  昭和的価値観3  「仕事の目的は、出世であるということ」
  昭和的価値観4  「IT業界は3Kであるということ」
  昭和的価値観5  「就職先は会社の名前で決めること」
  昭和的価値観6  「女性は家庭に入ること」
  昭和的価値観7  「言われたことは何でもやること」
  昭和的価値観8  「学歴に頼ること」
  昭和的価値観9  「留学なんて意味がないということ」

第二章 独立編

  昭和的価値観10 「失敗を恐れること」
  昭和的価値観11 「公私混同はしないこと」
  昭和的価値観12 「盆暮れ正月以外、お墓参りには行かないこと」
  昭和的価値観13 「酒は飲んでも飲まれないこと」
  昭和的価値観14 「フリーターは負け組だということ」
  昭和的価値観15 「官僚は現状維持にしか興味がないということ」
  昭和的価値観16 「新卒以外は採らないこと」
  昭和的価値観17 「人生の大半を会社で過ごすこと」
  昭和的価値観18 「大学性は遊んでいてもいいということ」
  昭和的価値観19 「最近の若者は元気がないということ」
  昭和的価値観20 「ニートは怠け者だということ」

第三章 新世代編

  昭和的価値観21 「新聞を読まない人間はバカであるということ」
  昭和的価値観22 「左翼は労働者の味方であるということ」

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終身雇用制、年功序列制とった今までのパラダイムが変わってきている中で従来の価値基準を善とすることを著者は、激しく非難する。非難の仕方が割と苛烈なのでそこに本音があると勘違いしそうになるが、本書の本音はそこではない。

本書の本音は、「自分の目指すものが自分の言葉で語れるか?」という視点から、社会で「アウトサイダー」となった様々な個人の体験のインタビューをとっかかりに、正規、非正規雇用の問題に焦点をあて、自分を含んだ労働者がどうしたら正当な対価を得られるか、そのための手段、社会システム、環境を考えるということである。


中でも、2点耳の痛い話があった。


●「年功序列を基礎とした新卒採用至上主義」

年功序列型の会社システムの中で、新卒というのは、建前は「ポテンシャル採用」だが、本音は「もっとも採用単価が安い、システムにあてはめやすい人材」という位置づけである。

このリアリティは、新卒就業を逃してしまった個人は、中途採用のメディアで「既卒、未経験」という人材市場において全く価値のない人材として割り当てられてしまうというセーフティーネットのなさや、中途・派遣業界においては、仕事に値札が付いているというリアリティによく表れている。



●「椅子取りゲームでは、いかに椅子に座らせるかに頭を使うべきだけど、座れないなら座れないなりに幸せになる方法を考える人がいてもいい。」

これは痛かった。リクナビをはじめとした就職サイトはまさに椅子取りゲームだ。経営も、いかに椅子を増やすことを考えている。しかし、椅子に座るだけでは「幸せになれない」個人が増えている現状。そこを、「自分にあった企業」とか、「多様性」とか、「入ってからの成長」などといったあいまいな言葉を置き換えてしまうことの危うさを感じた。


格差社会において何がフェアなのか?
共生とは何なのか?
どう生きるのか?
どう時間を使うのか?


派遣社員と正社員の業務の区分けを明確にすること、仕事の対価を明確にすることなどをはじめとした、個人が組織だけではなく社会に対してコミットメントできる機会を増やしていくような社会の創出が望まれている。


ただ、終身雇用、年功序列が悪いのではない。それらは成長志向の社会の中で適切な社会システムだった。いいところもある。しかし、時代が変わってきているので、いいところはとりいれつつ、日本人にあった幸せ志向の社会システムを作らないといけない。



その流れの中で、これから変革が始まる大学、企業を踏まえて、新卒人材のハブとなっているリクナビは学生に何を提供できるのかそれを考えたい。



僕もなりたいものはあるけど、今は、これを考えることが楽しい。



終りが見えない、ながろうのやりたいことリスト



 

20080613

ホッケーのチームのシーズン終了の打ち上げに行ってきた。
2件目の居酒屋でホッピーに酔っ払って今頃昨日のブログを更新。


最近、練習も試合も行けてなかったので久しぶりにメンバーに会った。遅れて行ったので、男10人くらいがせまい居酒屋の個室にいて、どうみても入る場所がなくて、みんなに「空気読め!?」とか言われて、ここんとこ顔出さなかったからメンバーから登録抹消されたかと思って焦ったけど笑。まあ無事に座れました。


やっぱホッケーバカばっかりで居心地がいい。なんか仕事とかで自分を追い込みすぎて行き詰っていた自分があほらしくなった。ちょっとずつ楽しくやればいいじゃん。ちょっとづつ続けていればそれで充分だと。


ホッケーをもっとちゃんとやろう。もっとうまくなりたいと思った。仕事を言い訳にするのは良くないなーと思った。やりたきゃやればいいじゃんと。
7月に北京デビューをTさん、9月に香港の国際大会に行くことをとりあえずYさん、A君と決定しておきました。


9月の国際大会も、10月にサイトリリースあるから死にそうだなーとか重鎮Iさんにいったら、明るく「死ねばいいじゃんー。」とか言われて。


いれこんじゃえばなんとかなるし、やりたいことのためには人間頑張れる。
ということで、リリース1週間前に、有給とります宣言w

2008年6月13日金曜日

20080612


紺野登という人の「知識デザイン企業 -アートカンパニー-」という本を読んだ。
最近手に取る本が何かとデザインというキーワードが入っていることが多いような気がする。


確かに、普段働きながらも、サービスとしてのデザインとか、そこに込める意味が軽視されているような気がしていてそれが、コンテンツ産業というサービス業をますます消費的、低価格にしてしまっているのではないかという疑問はある。


そんな思いから、なにか救いはないかなあと考えていた時に手に取った。
自分がなんとなく思っていたことが体系化されていて、うなずきながら読んでしまった。

結構ボリューミーだったので内容が分かるように、目次を書いておきます。

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○目次○
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第1章 創造経済とアートカンパニーの台頭
   1、創造的サイクルへの大転換 
   2、創造経営の旗手たち
   3、理念型としてのアート・カンパニーの出現

第2章 モノ(プロダクト)の概念が変化した
   1、モノづくりの「モノ」とは何か
   2、モノ(プロダクト)の概念を変える3つの軸
   3、総合力としてのデザイン

第3章 真摯さという資産
   1、品質経営の限界と創造経営への進化
   2、企業の資産としての「真摯さ」
   3、知識創造パラダイム・モデルへの転換
   4、真摯さから生み出されるイノベーション

第4章 知識デザイン、知をオーガナイズする
   1、アートカンパニーのためのデザイン
   2、「無名の質」を生み出す
   3、経営のデザインはどのように関わってきたか
   4、価値を生み出すトータル・プロセスとしてのデザイン
   5、変化するデザイン・サービス

第5章 知識デザインの「方法論」
   1、知識デザインに必須な2つの軸「体験的認知」と「内省的認知」
   2、体験的認知を起点とする「経験デザイン」
   3、体験的認知によるデザインに内省的認知を織り込むにはどうするか
   4、知識デザインの構図
   5、環境・文化的要素をデザインに取り込む
   6、綜合する言語「パタン・ランゲージ」
   7、知識デザインは人間知の総動員

第6章 アート・カンパニーの条件
   1、本当に望まれるもの
   2、新たな知識都市経済の時代
   3、組織の知的集積の質がイノベーションを駆動する
   4、アート・カンパニー実践のための思想
   5、アートカンパニーの10の条件

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非決定論的アプローチの台頭(正解が1つではないと考えるパラダイム)の中でクオリティムーブメント(工業経済)からクリエイティブムーブメント(知識経済)へと社会が変わっている。そして、創造生産性をもったナレッジワーカーの時代がやってくる。モノづくり、サービスにおける「モノのコト化」をキーワードに、企業、個人における創造性を知識デザインという点から掘り起こし、知識デザインを経営にどう取り入れていくのか(アートカンパニー)を考察し、最終的には10個の条件に落とし込むというのが簡単なサマリー。


モノやサービスには、従来の経済性や機能に加え、環境・社会的・文化的価値が重要になっていて、「時間」「主観」「社会」を満たすようなモノづくり、サービス提供が切望されている

(ex.)スティーブジョブス×アップル、ダイソン、カンペール、テルモetc



知識デザイン力が必要
・先見力:媒介的なデザインの力
・革新力:結合するデザインの力(経験と内省)
・形成力:形成するデザインの力(ソフト、ハードといった要素)



真摯さ 
→ 社会性や文化性の視点からそもそもの目的について考えること。
=どのような姿勢で、ユーザーの経験にかかわっていくのか、なぜそれをやるのか



個のレベルの知へのフォーカス



個と組織の相互作用によってさらに知識が創出される
デザインリーダーシップの重要性(全体俯瞰、未来志向の視点からのコーディネーション、ソリューション)



アートカンパニーへの10の条件

 1、社会との協創
 2、技術でなく人間、結合でなく綜合
 3、無名の質をデザインする
 4、エコキャピタル(自然資本+知識資本)の重視
 5、真摯さ
 6、組織として豊かな知を有する
 7、思いを持つ個人とこのネットワーク力
 8、伝統と文化
 9、活発なコラボレーションとそうした環境
10、可能性追求主義の戦略


なんか日本にそもそもありそうな概念なのに、日本の企業にあまりあてはまらないという状況におどろきました。真摯に取り組むと言うのは簡単ではないと思いますが、もう一度そもそもを考え直してみて、自分名hどんな経験が提供できるのか、「ちょうどいい」モノってなんだろうとかもっと問い続けていかないといけないなと思いました。


コモディティ化とかに興味ある人にはおススメです。
ロジカルシンキング大好きな人にはあまりささらないかもしれません。


なかなか進まないながろうのやりたいことリスト

2008年6月12日木曜日

20080611

また、ブログの更新があいてしまった。
特に忙しくはないのだけど、無駄によく考える脳みそが最高に答えのないことをよく考えてくれていて、最近よくわからないけどかなりまいっている状態になっていて、書けなかった。


ブログの更新があいた時には何か理由があったということでそれはそれで置いておくことにしよう。


そんなちょっともやっとした感じなんですが、最近のHONDA FREEDの広告がいい感じですね。

『This is サイコーにちょうどいいHONDA!』


とても刺さりました。



ちょうどいい!
ちょうどいい!
ちょうどいい!



ありそうでないワードだなあと、サービスを考えるときって、最高のとかできる限りとか○○を尽くしたとかそういう気持ちが全面に出てきちゃいそうなんだけど、ちょうどいいって!悪く言えば平均的なのかもしれないけど、そこのちょっとした価値にフォーカスしてスライドさせちゃうのってすごい。



ちょうど良くないものは使わない、使い続けない、使いたくない。
デフォルトでちょうどいいからもっとちょうどよくしたくなる。



あと最近気になる言葉が「再定義」だったんだけど、これも今までがサイコーなわけじゃなくて、今ここにちょうどよくした方がいいから、どれもちゃんと再定義して創らないとサイコーって価値にならないんだと一人で納得。



ちょうどいいサービスを提供しちゃうプランナーになちゃおっと。



HONDA FREED
HONDAちょうどいいラボ

2008年6月9日月曜日

20080608


休日。今日は家にいて、コーヒーをいれて、本を読んだり。
ここんとこずっとコーヒーには凝っている。


お店で生豆を選んで、その場でローストしてもらい、ひいてもらう。豆の個性とか、ローストの仕方、ひき方の細かさで味が違ったりするから面白い。好きな豆を見つけて自分にあった味にチューニングしていくそんなプロセスが楽しい。


自分の好きな豆は、パプアニューギニアのパラダイスプレミアムという豆。苦味があまりなく、甘味にがあって味が濃い。2ヵ月くらいいろんな豆を試して、最近3か月はずっとこの豆。飲むときはストレート。


ドリップもずっとコーヒーメーカーだったけど、豆を選んで買うようになってからは、自分でドリップするようになった。驚くほど味が変わるし、ドリップするという動作が自分をひきしめるというか、ひといきつかせるというかそんな感じも楽しい。


今日読んだ本は、「時間は実在するか」@入不二基義。
最近、時間ってなんだろうとか、時間って増えたり減ったりするのかなとか、そもそも絶対量とかってあるのかなって疑問に思ってて、アマゾンで見たときにタイトルに惹かれて買った本。

読んでみたら、時間の哲学的分析でかなり読みにくかった。
大分難しかった&結局のところよくわからなかったといのが素直な感想。

概略は、マクタガードの時間は実在しないという論証の説明が75%、残りは著者の発展的思考。

時間については2つの異なるとらえ方がある。(A系列、B系列)

B系列だけでは時間をとらえるのに不十分である。

A系列が時間にとって本質的である。

A系列は矛盾している。

時間は実在しない。
 = 実在するものが相容れない2つの状態が同時に成り立つことはありえない。

という流れで進む。

判定基準の実在のリアリティは、

1、本物性:実在は、単なる見かけたけではなくほんとうに実在するもの。
2、独立性:実在は心の動きに依存せず、独立にそれ自体で存在するもの。
3、全体性:実在は一つの全体として存在するもの。
4、無矛盾性:実在は、矛盾を含まない。

一方時間の2つのとらえ方は、

(1)A系列

時間の各点において、それは「過去である」、「現在である」、「未来である」という位置づけを持つということ。

(ex)太郎が生まれることが「今日」のことは、時間がたてば「昨日」のことになる。

(2)B系列

時間の固定的な順序関係 → 年号、日付

(ex)太郎が生まれたのが1980年ということは、時間がたっても変わらない。


という3つの材料を元に、時間そのものの変化を追うことで、時間の非実在性が述べられていく。
後半は、マクタガードの論証の矛盾点から論理を展開させて、未来はまだ存在しない無であるという視点から、無関係としての時間という概念を引き出し、結果「時間は実在の意味をすり抜けてしまう」という著者の思考につながっていく。


読んで思ったのが、とっても難しいし半分以上理解できているのかも謎。とくに後半は理解できずに終わっています。読後感は、答えのあることがすべてじゃないってこと、哲学の批判というのは緻密な論理だということ・・・。自分の力不足でロジックに感動というのもなく、とてもすっきりしません笑。


でも自分は本に答えを求めていたのかもしれないと思うとちょっと反省。それが何かを考え続ける姿勢が必要なんだなと思いました。これをきっかけに時間とは何か、自分なりに考えてみよう。




本を読むのは、自分になんらかの血肉にならないかなーと思っているのですが、今回のように消化不良な本を読むととても不思議な感じです。



ディスカバートゥエンティワンという出版社の社長ブログ(良書とは何か? あるいは「感動」の条件 ●干場)では、思わず行動に移してしまう感動のきっかけを与えるものを良書と定義してた。



自分的には、興味があって、読みに行ったのに、理解できなかった。という事実がそこをもっと掘っていくモチベーションになるのかなあなんて思いました。読書は消費ではなく、生産だなと。今ここにいる自分で理解できないものが、いつか理解できるようになるかもというのも大事な変化。戻るべきよりどころになるのもひとつの良書のありかたかもしれません。



まだ良書かどうかの判定はできませんが、とりあえず再読リストに入れておこう。




ながろうの6月のやりたいことリスト

2008年6月8日日曜日

20080607

今月も一週間が経ってしましました。ぼーっとしてると本当に時間の経つのは早い。
しかもサイトリリース後だからか、燃え尽き症候群チックな感じでちょっとまずい…。

GWのときにやりたいことなんでもリストを作って、それを埋めていったら結構おもしろかったし充実したので、今月から月初めにそれを書いていくことに。割と細かく書いてみます笑。

【6月のやりたいことリスト】

●映画を見たい
  ・最高の人生の見つけ方 6/29了
  ・ザ・マジックアワー
  ・アフタースクール
  ・【外】解夏 6/21了
  ・【外】Killing Me softly 6/28了

●鎌倉に行きたい
  ・座禅か華道をやってみたい

●濁ったお湯の温泉に行きたい
  ・旅館でひたすら読書したい

●デジタルカメラを買いたい
  ・NIKON

●自転車を買いたい
  ・ルイガノ 

●本を読みたい → アウトプットとしてブログに書く。
  
 【マーケティング系】
  ・戦略的データマイニング
  ・創発するマーケティング
  ・知識デザイン企業―ART COMPANY 6/12了

 【WEB系】
  ・キーボード配列QWERTYの謎
  ・Googleを支える技術
  ・ウェブ時代5つの定理

 【はたらく系】 
  ・友達幻想 -人と人のつながりを考える6/29了
  ・友達地獄 -空気を読む時代のサバイバル
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  ・【外】GOLDEN LUCKY 上、中 6/27了

●筋トレに行きたい
  ・週1回はなんとかいきたいなー

●ホッケーがしたい
  ・練習を休まない
  
●自分の仕事すべてを8月までに下に引き継ぐ仕組みを作る
  ・超わかりやすいマニュアルつくる  
 
●中小企業診断士の資格勉強を始める
  ・財務・会計の本を買って読み始める


とりあえずこんな感じ。
意外といろいろあるなあ。

楽しくなってきた!  

2008年6月7日土曜日

20080606

サイトがオープンして、直前の切羽詰まった状況というのはなくなりました。
でも、サイトは開いてからが本番。


オープンしてから出てくるバグ潰しとか、サイトのPVの割り当ての最適化とかやらなければならないことが変わってきます。バグ潰しも突発的に出てきて、軽いのから重いのまで様々なので、意外と時間を取られたりします。



とりわけ難しいのは、PVの割り当ての最適化。
リクナビは広告商品ですから、まったく見られなくて効果が出ない広告も存在します。確かに広告だからといってそこをほおっておくということもできるのですが、そうしてしまうと効果が出ないからそのクライアントはリピーターにならない、リクルートが儲からなくて商売にならない。コンバージョンは営業の広告の出来次第なので、そこまでの流入をどうやってコントロールするか。



クライアントの場合は、効果が出ていないというところを一つよりどころにすれば良いですが、学生側は動きが読みにくいし、既知情報検索がかなり限られているとするとリコメンデーションもある程度限界が見えてきてしまう。表出はされてるけど、クリックに結びつかない。



これだけ自分探し系の暇つぶしメディアが普及してる中で、その中でいくらかのアテンションを仕事選びに持ってこれないか?自分のキャリアを考えるのって意外と面白いぞみたいな雰囲気が作れないかな。そんなことを最近よく考えています。

2008年6月6日金曜日

20080605

(白楽駅, 晴れたらいいな, 20080601)



あなたの生産性を示す公式: KWP = M x T x Kを読んで

lifehack.jpにちょっと目を引くエントリがあったので今日はそれについてちょっくら考察。
ちなみに大元ネタはこちら。興味があればぜひ。


KWP = knowledge worker productivity
あなたの知的生産性はどれくらいいけてるのかを測る指標らしい。



KWP = Methodology x Technology x Knowledge
生産性 = 方法論 × テクノロジー × 知識


であらわされる。
とりあえず、自分のプロセスの中で何ができないのかを理解する能力ともとれそうです。
できないことをマイナスとして、生産性を考えてみる。


できないについて考えてみると、仕事のようにある程度、目的が決まっている場合に単位時間当たりの生産量が伸びないとすればそこには3つのできないがありそうです。


1、知らないからできない
2、やりたくないからできない
3、ほんとにできない



1については、人間は知らないこと、経験したことがないことはやるにはとても時間がかかります。普段からいろんなアナロジーとか関連性を意識しておかないと、いつもゼロベースで仕事をすることになってしまいます。なるべくモジュール化して、情報を再利用可能な状態にしながら取り組むのがいいのかなと思います。そのためにいろんな仕組みを知る。上澄みだけではだめです。やっぱり。

たとえば、僕の場合だと、仕事はマーケティングとWEBディレクターですから扱うサイトのシステムについてはそんなに深くわかっている必要はありません。ただ、システムについても知ることで、発想するときのバリエーションが増えたりします。こことここの機能を組み合わせるとあの動きが実装できそうでUI的にいいよねとか、これを使うと運用コスト下がるんじゃないとか。

なんとなくできそうだの実感を得るように情報は取得しています。
人間できそうだと思ったことはできるものだと思います。



2については、やりたくないことはできない。モチベーションの低いものはつまらない。そりゃあそうですよね。やりたくないことをどうやったら気持ち良くできるかを考えることも自分のリズムを作るという意味で重要だと思います。

僕の場合は、やりたくない仕事がある場合、本当に僕がやる必要があるのかを考えて、僕がやる必要がない場合は迷わず、それをやりたいと思っている信頼できる他の誰かに振ってしまいます。人がいなかったり、僕がやった方が圧倒的に早そうな場合は、何か新しい知見を得ようとか、半分の時間でやろうとかちょっと違うところに目的を持っていって、それを達成するための手段とかにしてしまいます。

たとえば、僕はACCESSという集計ソフトがあんまり好きじゃないんですが、論理構造が分かれば、あの分かりにくいウィザードを使わなくていいのでは考えて直接SQLを書いて使っています。もちろんSQLを勉強しながらです。

これでいいのは、勉強しながらだとスピードが上がらない、そうすると終わるはずの予定が終わらない可能性が出てくる。そうしたらしめたもの。なんとかするように脳みそが考えはじめます。



3については、仕事を見積もるということだと思います。仕事には、絶対できない量というのはありますから。それをできるといってできる算段もなくほいほい引き受けてしまう人は意外とたくさんいて驚きますが、自己陶酔&迷惑以外の何物でもありません。

できないことをなぜできないのか、どうできないのかと認識しておくことが自分の仕事を全うしながら人に影響の和を広げていくにはよいと思います。できないことは、できるようにすればいいですから。できる算段がなく、できなかったことはすでに損失になってしまいます。



こう考えるとこの仕事はこれくらいでできはずというもくろみをWorkConstantとして設定すると、知的生産性は

KWP = Methodology (Technology, Knowledge…)×Motivation(Skill,Time,Environment…)×Presumed Time-WorkConstant

KWP > WorkConstant → ○
KWP < WorkConstant → ×

とかになるのかなー。適当すぎてうーんって感じですけど。


知的生産性なんてあくまで言葉の遊びで、みんなの知的生産性が同レベルになるスピードが早くなっていった時に、どういう差別化をできるのかという感度の方が重要な気がします。

2008年6月4日水曜日

20080604




今日は、有給を取って、ちょっと働きすぎた5月の睡眠不足を補うかのごとく、昨日帰ってきた夜中3時から18時間近く睡眠しました。かなり体調がもどったので明日からまた楽しくがんばれそう。


ここのところなかなか仕事を定常状態に持っていけないのがいまいちですが、やれること、やりたいことはかなり増えてきているのでよしとします。


ところで、リクルートの「まだ、ここにない、出会い。」というコピーがありますが、僕はこのコピーがとっても好きです。ちなみにちょっと前までは、「follow your heart」でした。なぜこれが何となく好きなのかなーとずっと考えているんですけど、まだよくわかりません。


「follow your heart」のときは、自己決定ができる人こそが人生を楽しめるというちょっと強気な一面があったかなと思っているのですが、今回の「まだ、ここにない、出会い。」では、自己決定なんてそもそもみんながしていること、それぞれがそれぞれのレイヤーで情報消費で終わらず、創造しようよみたいな柔らかい一面があるような気がします。


時間というものがそもそも蓄積されるものなのかどうかはよくわからないですが、「いま、ここ」のハッピーが10年後、20年後に人のハッピーにつながっていく。今日、あなたに会ったことが、いつかのあなたの行動、誰かの行動に影響する。そんなつながる価値がうまれるきっかけになる情報。


私たちは「いま、ここ」に生きているのだから、「いま、ここ」に至るコンテクストをもっと知っていい。まだ、見えない未来の「いま、ここ」から見た、あの時の記憶としての「いま、ここ」は、もっと意識できるのかもしれない。




その情報を選んだ時、そこには何があったのか?
そんなことに最近は興味があります。



「まだ、ここにない、出会い」

20080603

ブログを継続する5つの力

ブログ、毎日書こうと思って、年始から始めてみたものの、2月で早々にダウン。
4月から一念発起で書き始めるも、忙しさを言い訳に4日分を一気に書いたりしながら細々となんとかかろうじてやっているという感じです・・・。


毎日コンスタントに書き続けたいものの、やっぱり実際やると本当に難しい。
しかもいったん遠ざかってしまうと、もういいかなという感情が出てしまったりするからなかなかなんとも。


6月こそ毎日更新って思っていたらこのエントリーを見つけたわけで。
このブログの著者は、365日間連続達成していて、しかも通勤の新幹線の中で書くというから驚き。


そんな著者の経験から、ブログを続ける5つの力が述べられていた。
エントリから引用すると。(※は自分のコメント)

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1.書く力(表現力)
========================================
 
→ タイトルを含めた表現力、そして自分のメッセージを効果的に伝える書く力が必要です。ブログを書き続ければ、必然的に短い時間でもそれなりの内容が書けるようになります。

※読んでもらうためのタイトル。自分の場合は、ログだと思ってるからタイトルは年月日の連番。mixiではちょこっと内容を書いてURLを張るものの、ここの本質的な改善は難しそう。


========================================
2.情報吸収力
========================================

→ アプトプットをしていくためには、その何倍も自分に情報をインプットしていかなければなりません。本をたくさん読む。ネットから有益な情報を収集する。人とたくさん話をする。たくさんの仕事を効率的にする。

※ここはかなり意識してるかも。もっともっと効率的に厚くできる可能性もある。まずは最近コンスタントに読めていない本を1週間に2冊とか読んでいこう。


========================================
3.ヒューマンコミュニケーション力
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→ブログにはトラックバックやコメントの機能があります。コメントをもらい、トラックバックをすることによって、つながりが増えることになります。ネットとリアルのコミュニティを通じてヒューマンコミュニケーション力を高めていくことができるのです。

※ここはまったく弱い。自分のログとしてという思いが強いのと、holoscanのトラックバックがいまいちというところも問題かも。これからは、トラックバックはどんどんしていってみようと思います。 


========================================
4.生活習慣力
========================================

→ ある程度規則正しい生活習慣を身につけることにより、ブログを書くことも生活の一部としてとらえる力が必要です。

※生活の一部に入れたいという思いはあるのですがなかなか。確かに書かないと気持ち悪いという気は起ります。でも疲れてて寝ちゃう…。たぶんゼロから書き上げるという認識が強いからかも。メールとかで、ネタを投げておくと書きやすいかもしれないな。


========================================
5.自己実現力
========================================

→ 会社のサラリーマンとして実現することがなかなか難しいことを、ブロガーというキャリア(肩書き)を使って、自己実現をするという力(気持ち)も非常に大切です。

※ここもまだ見えてないな。何かをしたいというよりは自分の考えの変遷を記録したいのかも。でもブログを書いていることによって、誰かと創発できるというのは面白そう。3の要素が大事になってくるのかも。



というわけでまとめ。


●ネットワーキングをもう少し増やしてみる。
●インプットを切らさないように本を読む。
●生活の一部なので、空き時間に文章書いてメールで投げる。


まずはこの3つを実践して、せっかく始めたブログ切らさず続けていってみようと思います。
積み上げた先に何があるんだろう~。まだ見ぬ世界を求めて!

2008年6月3日火曜日

20080602

(リクナビ, TOP画面, 20080602)


(リクナビ, お役立ち情報, 20080602)


リクナビ2010がカットオーバーしました。4,5月はずっとこれを作っていました。


仕事という検索が非常に難しい、主観的な情報に対してどこまでメディアとしてフォローできるか。学生に必要以上の情報を与えないで、シンプルに必要最低限だけというところを意識してレイアウトを決めて、コンテンツラインナップとかを決めて作りこみました。


リクナビのメインコンテンツは、求人広告。いかにそれを面白く見れる仕掛けを作り続けられるかるか。そこがこれからの課題です。裸の王様をちょっとずつイノベーターにしていきますw




広告の集合体から人材育成プラットフォームへ。




10月の本番オープンまでに、アクセス解析しながらコンテクストについてはチューニングしていきますが、とりあえず、就職サイトの中では一番柔らかいサイトになったかなと笑。



カットオーバーのセレモニーでは、学生側インターフェース担当としてスピーチをさせていただいて、自分の思っていることを言わせてもらいました。それにしてもスピーチがCO、DIVO、DIVO、自分、GMとかの順番で破格に緊張しました。いい経験でしたw



サイトは、作るだけでは50%。
営業とMPが協働して、いかに100%まで近づけることができるか。
それの価値を愚直に追求していきたい。



いろんな人に「お疲れ!良くなった!」といわれるのはうれしいもんですね。
次は、「とっても永田の仕事だね」って言われるようにがんばろう。



最後に、今回もいろんな人のおかげで仕事ができました。
始まりですがいったんありがとう。



P.S
1点不満があるとしたら、商品の縛りで、社名出しをTOPにしていて、せっかくのTOPのデザインが台無しなことですね…凹

20080601

リリースに向けて、夜遅くまで会社。
ひたすらファイルを修正して向こう側に渡す。


アップロードを開始します。
アップロードが完了しました。


向こう側に地図ができて、さっきまでまっ白いページに色がつく。
何かができているリアリティ。


きっと、もっと、ちゃんとやればもっとこうできたのにっていうことはいつでもどこでも思ってるけど、きっとそれはできなくて追えなくて、その時やれることそれだけがそれ以上でもそれ以下でもなく仕事なんだなとか思いながら深夜3時。



YOU CAN USE PASSCODE!



インターンの時の友人が結婚した。
ここに来る前に2次会に行ってきた。



結婚って、鍵を手に入れること?



新婦のいつになってもみんなからうらやましがられるかわいい夫婦でいたい!という言葉がとっても良かった。末長くお幸せに!



幸せっていいな。

2008年5月31日土曜日

20080531

とうとう、ブログの日付が途切れてしまった。
毎回、書き損じても、なんとか思いだして、その日のその日に思っていたことをつづっていたのだけど。

サイトリリースが近づいていてばたばたしてて、途切れた3日のことは、ほとんどなんにも覚えていない。
かろうじて記憶の片隅になるのは、

5/28(水) 
江東区のマンションの殺人事件で隣人が犯人というのを聞いて、安心も金で買えなくなってきたなと思った。
住むなら中距離圏。

5/29(木) 
ライターさんのギャラが稼働の割に高いと思った。この金額をほいっと払っていると営業に申し訳ないなあと感じた。文章もプログラムも自分で書けるWEBディレクターに育っていこうと思った。

5/30(金)
自分が複雑だと思うことはもっとシンプルにできることなんだなと思った。当事者が無知ゆえに複雑にしすぎていることが多々ある。


そして、今日。

サイトのリリース準備のために出勤。
たいていの準備は終わっているので、ミスとか抜けもれとかないか結構不安なんだけど、意外と頭は次のことを考えていたりして不思議な感じ。


それにしても5月は自分が何をやっていたかあんまり記憶がない…。
自分の時間は、通勤のグリーン車で過ごす30分とコンビニ弁当を買ってきて自分のデスクで食べるその30分くらいだったと思う。バタバタしてたら、オープン日が近付いてきた!みたいな感じ。


サイトはオープンしてからが肝心。
思考と試行をとめないこと。
オリジナルにしかできないことを愚直にやり続けること。


作っただけでは50%。
想いをこめていく中で、営業、MP、FIT…かかわるスタッフみんなで100%に近づけていきたい。


競合は特に意識していないけど、リクナビのエコシステムで生き延びられるようになればいいなと。
競合を意識する時間はサービスを使うユーザーのために使ったほうがいいと思ってる。


明日、担当分のファイルをもろもろサーバーに移行して、最終調整して、明後日とうとうリリースです。

2008年5月28日水曜日

20080527

久しぶりに松下幸之助の一日一話という本を開いてみた。
たまに開く本なのだが、最近めっきり開かなかった。でも今日はなんか開いてみようという気になった。

本は、なんかその時思っていることが、文章の中に見つかったりするからやっぱりすごいよなあと感心してしまった。そして松下幸之助の文章というのは「凛」しているなあと。


5月の27日目を抜粋。



経営を進めていく上で、もっとも困難があろうと思われるのは販売です。製造には新しい発見や発明がよく考えられますが、販売にとりわけの妙案が生まれることはなかなかむずかしいでしょう。

それでは、そのように妙案奇策のあまりない販売の世界で特色を発揮し、販売を成功させるために何が基本になるかというと、結局はお互いの誠心誠意ではないでしょうか。

どうすればお得意様に喜んでいただけ、どういう接し方をすればご満足願えるかを常に考えることが何よりも大切で、そういう誠意が根底にあってこそ、その人の言葉、態度に深い味わいも生まれ、販売力もまた高まっていくと思うのです。



僕の仕事は販売ではありませんが、どうすればユーザー様にご満足願えるかをもっと考えようと思いました。

20080526



リクナビ2010用のQAコンテンツの原稿を一から書き直している。
読み返していると、今までのリクナビの傲慢さが出ている文章が多いなあとちょっと凹む。


質問の本質をすり替えて、違うことを回答していたり、
そもそも論を語りだしてしまったり、
お説教になってしまっていたり・・・。



最近、QAコンテンツの大事さを痛感する。
とくにメディアを運営する側にとってである。



なぜなら、サイトを利用しているユーザーから寄せられるそれらの質問は、今ユーザーが一歩踏み出せないで止まっている原因、リアリティだからだ。寄せられるものの構成やボリュームを知っているのと知らないのではメディアに対する姿勢が変わってくる気がする。



とくにリクナビとかのアクションサイトになると、アクションをしてもらうことが、サイト価値になってくるわけだけど、ユーザーが納得できなくてアクションできていないケースも多々ある。それならば納得できる文脈を作ってあげればいい。



アクションさせるではなくて、アクションできる。



リクナビ2008のWEBマスターをしているときに、それを感じで、自分でもユーザーのリアリティに少しでも答えようと、半年間で200個くらいの質問にサイト上でこたえ続けたこともある。その中でわかったことというのは、真摯な姿勢は伝わるということと、QAのやりとりを見ているROMも結構いるということ。



自前でやらなくても、QAサイトとかを利用すればいいじゃないかという意見もあるかもしれない。でも新卒マーケットという点に限ると、実際に利用している人は多くはないし、大量の情報から自己決定ができるユーザーばかりではないのがリアリティだ。



ここには、水平統合の難しさがあるような気がする。●●らしさが出しにくいといういうか、そういう感じ。誰もができるように仕事を切り出し、自分ではない誰かに割り振るけど、システム化する中でそぎ落とされていくことが多くて、そぎ落とされた結果、コモディティ化してしまう。そぎ落とされてしまったものの中に価値がある場合もあるだろう。



そぎ落とされてはならないもののひとつ、それがQAコンテンツだと思うのである。
ユーザーはできる人。変えることはできないけど、変わることはできる。

2008年5月26日月曜日

20080525

リクルートには社内(自カンパニー内)でのナレッジ共有を目的とした、「ガルコン」と呼ばれる社内論文制度が年に1回ある。1年目は必須ということで、多分にもれず、自分も書くことになった。


まあ書くこと自体は受け入れるとして、こういった社内ナレッジ制度、なんだかそれ自体が目的になっていてどっちかというと好きではない。もちろん書いてみると、自分の考えていたことや、1年間取り組んできた課題とその意味とか、それが今につながっている現状とかがみれて面白いのだが…。


普段、仕事をしている中で、一冊の分厚い本の中からナレッジを拾うという行為をするのかどうかというところが疑問なのである。使われなければ意味がない、だから作業に満足する以外のポジティブな意味をつけなければならない。


自分の場合にあてはめると、論文を書かなければいけないから、自分以外の人の論文を読んで、スタイルとか分量とかの参考にするという以外に他人の長い論文を読む気になれなかった。ただパラパラとめくってみると、興味を持つ情報が確かにあるものの、日常業務の中でそれをやるかといわれるとちょっと厳しい。



とはいえ、大量の生きた情報が埋もれている会社。
どうしたらユニットとかの小さな情報流通単位を超えた、情報共有が可能なのだろうか?



ちょっと考えてみた。



まず目を通した時に、自分が興味をもったものに共通していたことは3つ。

1、執筆者が劇的に成長していることが明確にわかる。
2、構成が一目でわかる目次が付いている。
3、図情報の多いもの。
4、いわゆるすごい人が書いたもの。



1については、何をやったらそんなに結果が出たのかという、結果を出したのは一体どんな人なのだろうという興味。2については、論文のどこを読むのか、読むのにどれくらい時間がかかるのかを判断する材料。3について、パラパラとみていて、情報に興味をもって中身を見に行く時のきっかけ。4については質の担保というところだろう。



とすると、4以外は、論文を1から10までちゃんと読む必要はなくて、情報単位にアクセスできればよい。
つまり読んだ時になんか発想のきっかけがあって、そこを元にジャンプができればいい。それはカスタマー分析のマトリックスかもしれないし、求人広告のコピーかもしれない。



とにかく、情報単位にアクセスできるようにすること、この1点に尽きる気がする。



本の体裁を保つなら、ただ、受賞グレード別に集めましたというものから、逆引きができるとか、一目でわかるサマリーをつけるとか、論文の体裁をある程度統一するとか編集作業が必要だ。すべての作業をWEBに移行するという乱暴なことは言わないが、情報にたどり着くまでの時間が長すぎることは十分に考慮したほうがいい。



徹夜で論文を執筆しながらそんなことを考えながら、ビジネスにおけるナレッジの統制とかっていうのも意外と面白そうだなーって思いました。

2008年5月25日日曜日

20080524

今日は、先週の疲れがどっと出てしまい、朝帰ってきてからずっと寝てた。
ずっと寝てるだけでは駄目かなーと思って1冊本を読んだ。


読んだ本は、ウジトモコさんの「視覚マーケティングのススメ
ちょっと前にブログのエントリをよんでいて、タイトルにひかれて買ってしまった。


最近、●●のススメという言葉好きだ。
なんでかというと、進め!といわれているようでもあるし、誰かの勧めであるかのようでもあるし、奨めなのかもしれないと感じていて、いろんなススメを見るたびにどれかなーと考えてしまうのである。





著者が言いたいことは、
「デザインはコストではなく、投資である」ということ。

本の構成は、帯にある、「少ない投資で大きく儲けるデザイン戦略」と「デザインセンスを磨く5つのポイント」からなっていて、知識⇒実践という構図になっている。

ちなみに目次は、

●少ない投資で大きく儲けるデザイン戦略

 1、デザインで「商品・サービス」力をあげる
 2、デザインで「価格」をあげる
 3、デザインで「売上」をあげる
 4、デザインで「顧客満足度」をあげる
 5、デザインで「広告・宣伝」効果をあげる
 6、デザインで「マネジメント」を変える

●デザインセンスを磨く5つのポイント

 1、文字      ~デザインの人格は9割文字組で決まる~
 2、レイアウト   ~機能を理解して、感覚的効果まで狙う~
 3、配色      ~可能性おとモチベーションの切り札~
 4、トーン&マナー ~知られざるプロフェッショナルの世界~
 5、コピー     ~最強のパートナー~


自分が読んでいて面白かったところを拾っておくと。

・デザインは休まず働き続ける。
・デザインされているものを人はデザインと認識しない ~人が認識するのは好き・嫌いと階層だけ~
・デザイン=道具としてのデザイン+存在としてのデザイン
・テクノロジーのインターフェースはデザインとユーザービリティ
・デザインは先に決めてしまうが吉
・人が見て感じることはとてもシンプル
・つかむデザインと引くデザイン ~ちょっとづつ何回もと一度にたくさん~
・あなたとデザイン


読後感はとてもシンプルなので、明日から使えそう、なるほど!という感じですね。
文章があまり多くなく、絵が多いのでなんとなく分かったかもと納得感が高いのも良いと思います。



ちなみにこの本のススメは「みんな存分に進め!」ですね。