
紺野登という人の「知識デザイン企業 -アートカンパニー-」という本を読んだ。
最近手に取る本が何かとデザインというキーワードが入っていることが多いような気がする。
確かに、普段働きながらも、サービスとしてのデザインとか、そこに込める意味が軽視されているような気がしていてそれが、コンテンツ産業というサービス業をますます消費的、低価格にしてしまっているのではないかという疑問はある。
そんな思いから、なにか救いはないかなあと考えていた時に手に取った。
自分がなんとなく思っていたことが体系化されていて、うなずきながら読んでしまった。
結構ボリューミーだったので内容が分かるように、目次を書いておきます。
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○目次○
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第1章 創造経済とアートカンパニーの台頭
1、創造的サイクルへの大転換
2、創造経営の旗手たち
3、理念型としてのアート・カンパニーの出現
第2章 モノ(プロダクト)の概念が変化した
1、モノづくりの「モノ」とは何か
2、モノ(プロダクト)の概念を変える3つの軸
3、総合力としてのデザイン
第3章 真摯さという資産
1、品質経営の限界と創造経営への進化
2、企業の資産としての「真摯さ」
3、知識創造パラダイム・モデルへの転換
4、真摯さから生み出されるイノベーション
第4章 知識デザイン、知をオーガナイズする
1、アートカンパニーのためのデザイン
2、「無名の質」を生み出す
3、経営のデザインはどのように関わってきたか
4、価値を生み出すトータル・プロセスとしてのデザイン
5、変化するデザイン・サービス
第5章 知識デザインの「方法論」
1、知識デザインに必須な2つの軸「体験的認知」と「内省的認知」
2、体験的認知を起点とする「経験デザイン」
3、体験的認知によるデザインに内省的認知を織り込むにはどうするか
4、知識デザインの構図
5、環境・文化的要素をデザインに取り込む
6、綜合する言語「パタン・ランゲージ」
7、知識デザインは人間知の総動員
第6章 アート・カンパニーの条件
1、本当に望まれるもの
2、新たな知識都市経済の時代
3、組織の知的集積の質がイノベーションを駆動する
4、アート・カンパニー実践のための思想
5、アートカンパニーの10の条件
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非決定論的アプローチの台頭(正解が1つではないと考えるパラダイム)の中でクオリティムーブメント(工業経済)からクリエイティブムーブメント(知識経済)へと社会が変わっている。そして、創造生産性をもったナレッジワーカーの時代がやってくる。モノづくり、サービスにおける「モノのコト化」をキーワードに、企業、個人における創造性を知識デザインという点から掘り起こし、知識デザインを経営にどう取り入れていくのか(アートカンパニー)を考察し、最終的には10個の条件に落とし込むというのが簡単なサマリー。
モノやサービスには、従来の経済性や機能に加え、環境・社会的・文化的価値が重要になっていて、「時間」「主観」「社会」を満たすようなモノづくり、サービス提供が切望されている
(ex.)スティーブジョブス×アップル、ダイソン、カンペール、テルモetc
↓
知識デザイン力が必要
・先見力:媒介的なデザインの力
・革新力:結合するデザインの力(経験と内省)
・形成力:形成するデザインの力(ソフト、ハードといった要素)
↓
真摯さ
→ 社会性や文化性の視点からそもそもの目的について考えること。
=どのような姿勢で、ユーザーの経験にかかわっていくのか、なぜそれをやるのか
↓
個のレベルの知へのフォーカス
↓
個と組織の相互作用によってさらに知識が創出される
デザインリーダーシップの重要性(全体俯瞰、未来志向の視点からのコーディネーション、ソリューション)
↓
アートカンパニーへの10の条件
1、社会との協創
2、技術でなく人間、結合でなく綜合
3、無名の質をデザインする
4、エコキャピタル(自然資本+知識資本)の重視
5、真摯さ
6、組織として豊かな知を有する
7、思いを持つ個人とこのネットワーク力
8、伝統と文化
9、活発なコラボレーションとそうした環境
10、可能性追求主義の戦略
なんか日本にそもそもありそうな概念なのに、日本の企業にあまりあてはまらないという状況におどろきました。真摯に取り組むと言うのは簡単ではないと思いますが、もう一度そもそもを考え直してみて、自分名hどんな経験が提供できるのか、「ちょうどいい」モノってなんだろうとかもっと問い続けていかないといけないなと思いました。
コモディティ化とかに興味ある人にはおススメです。
ロジカルシンキング大好きな人にはあまりささらないかもしれません。
なかなか進まないながろうのやりたいことリスト
2008年6月13日金曜日
20080612
2008年4月14日月曜日
20080413
久しぶりにマックのフライドポテトが食べたくなったので、ホッケーに行く途中に幕張のマクドナルドによりました。久しぶりのフライドポテトの美味しさにちょっと感動しながら、ふと、マックのコーヒーが美味しくなったよなあと。
家に帰って調べてみるとマックのコーヒーが買いたいコーヒーランキングで、スタバを抑えて堂々1位になっている!しかも、味の差が僅差で購入意欲という点で、マックがスタバを引き離したのが面白い。
1円あたりの美味しさ評価とでもいうのでしょうか。期待値以上のところが付加価値になっている模様。
確かに、スタバは割高感がありますし、ドトールのコーヒーは相場っていうような感じがあります。マックの場合は、100円なのに美味しくない?というお得感がありました。
しかも店もきれいになっていて、コーヒーも安くて美味しいとくれば、なんかマックに対してちょっといいじゃんみたいな感情になるから不思議なもの。
これから勝ち残る企業には、ユーザーエクスペリエンスが必要で、そのためにはこだわりが必要だということ。 つまりスペックだけではなく、スペックをもとに創出される総合的な経験や体験をユーザーにどれだけ提供できるかが重要になるということ。
マックの場合は、コーヒーが美味しくなったということがトリガーになって、コーヒーを買いにマックに行こうという文脈ができる。その文脈に答えるために、お店のレイアウトがきれいになっていたりする。そうするとユーザーエクスペリエンスがあがって、マックへのアテンションが高くなる。
いろいろなものがサービスと一緒に消費される中で、どこにこだわりをもつとユーザーエクスペリエンスが高くなるのかを常に考えていないとヤバイと思いました。
P.S
本の中では、ユーザーエクスペリエンスとは何かということが、appleとソニーの例や、ひろゆきや梅田望夫などの対談、著者のプログラマ経験から述べられていて、コモディティ化とは?みたいなことを考えている人にはかなり面白いと思います。
2008年4月12日土曜日
20080411
同期5人と焼き肉+マッコリで飲んできました。
たわいもない話が続いていたのですが、だんだんテーマは自分のコモディティ化みたいな話に・・・。
まあ会社で働いていると、それなりに忙しいし、それなりにやりがいあるし、2年目にしてはがんばってるんじゃないかみたいな抑制因子が働きやすい。でも、これ会社というフレームを出たときに自分ってどうなるんだろう、何ができるだっけみたいな不安はどこまでいっても拭えない。その不安をかき消す為に、自分に発破をかける為にMVPを取るんだーとかみんな言ってたりするわけですが。
何を身につけても、オフショアリング、アウトソーシング、インソーシングと言ったフラット化の波に飲み込まれてしまうだろうし、自分の得た知見をものすごいスピードでフラット化していくことも求められている。
[意味の無意味の意味」みたいなそんな不安。
目の前のことをものすごいスピードでこなしながら、新しいこともやり続けないとね。とJJ営業とR25編集と納得。
メディアの企画とかディレクターは、「インプットやめたらただの人」
赤い海から青い海へ。
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