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2008年6月29日日曜日

20080628

(サウス応接室, 覆面座談会, 20080624)


今週は、コンテンツの取材でひたすら座談会を開いてインタビューをしていました。
2時間×6回。結構疲れました笑。でもどの回もかなり盛り上がったので面白かったです。


社会人から就職活動を終えた大学生までいろんな人に話を聞きました。
テーマはインターンシップ×1と自己分析×5。


就活についてのノウハウが大量にあふれる中で、自分に合った会社を探せるようになるにはどうしたらいいんだっけ?情報に流されないためのコツというか経験談というのを聞いてみました。おもしろかったのが、インターンシップについては意外と否定的な意見が多かったのに対して、自己分析についてはかなり肯定的な意見が多かったというところ。


●インターンシップ

取材側の前提としては、「習うより慣れろ」ということで、インターンシップ推奨型で意外とそういう意見が拾えるかなーと思っていたのですが、実際聞いてみると、インターン自体に質にばらつきがある、就職活動の必須アイテムみたいなとらえ方(とりあえずやっとけ的なのと、話のタネ的な)をすると得るものがすくないのではという意見が多数でした。

でも、一方で、K同通信のインターンをしていた社会人3年目(現システム会社PG)の話では、飛行機事故の現場に同行した時に、自分が「けが人とかいなくてよかったな」と思ったのに対して、記者が「死亡者いないと記事にならないなー」といった一言で、この仕事はできないと感じたそうで。イメージ先行型の職種に関しては、こういうリアリティを得る場所としては有効なのかもしれません。


で、「もし後輩がインターンどうしたらいいっすかね?」って聞かれたらどうしますっていうお題を投げたところ、「選考のあるインターンにいった方がいい」というところに議論が落ち着いていました。


学生の行動の目的化と予定調整のトレードオフだな思いつつ、インターンシップを方法論にしないこと、○○をやっとけば大丈夫的なことはないというのをちゃんと伝えないとイカンと思いました!社会に対しての興味の持ち方みたいなところをもっとシンプルに伝えたいですね。


●自己分析

取材側の前提としては、「方法論に走りすぎている自己分析という方法論をちょっと否定できないか」みたいなノリでいったのですが、意外とみなさんしっかり自己分析をしていてびっくりしました。しかも、その場限り面接用のエピソード作りではなく、自分のPDSを回すための方法論としてそれぞれ確立しているところが興味深かったです。本当にSEEという意味での自己分析だなーと思いました。


特におもしろかったのは、自分史って書きますかという質問に対しての回答。ちなみに自分史とは、幼稚園とかそれくらいから今までの自分の出来事とかを書きつづったもの。大半の人がほとんど覚えていなくて、あんまり意味がないと言っていたのですが、一人は自然と過去まで振り返っていけて、大変に参考になったというところ。


ほとんどの人は、幼稚園に戻らなきゃとおもって、いきなり遠い過去の一点から現在への振り返りを始めるのですが、その過去まで自然に振り返れた一人は、ちょっと前の出来事を振り返りだしたらアナロジーでどんどんちょっとずつ昔へと戻れたそう。


で思ったのは、たぶん自己分析というプロセスは人間が生きいる以上すでに無意識に行ってきているものだということ。つまり自己分析=なりたい自分に向けたスクラップビルト。過去を整理して、未来のなりたい自分のベクトルに対して使えるものがあれば使って、使えるものがなければそれをちょっと先の未来で見つけに行く、獲得しに行く。で獲得しにいく過程が企業研究とか。


違いじゃなくて同一性。同一性を見つける感度を磨くことが大事。感度を磨く一つの方法が、多くの人に会って話を聞くこと。確かに、「自己分析は一人でやらない方がいい」とか「人に会った方がいい」という意見がたくさん出ていました。納得。


“愛せないのなら通り過ぎよ!”そんな感じでいいのです。
というようなことを伝えようかと思います。

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今回座談会に、FITっていうリクナビのシステム開発をしている方の人たちも参加したいということで参加してもらったのですが、結構いろんなリアリティを拾えたみたいでよかったです。やっぱりそのメディアにかかわる人がちゃんと共通のリアリティとか想いをもってやっていないとだめなんだと強く思いました。これからもいっぱい参加してもらおうと思います。


お金ではなく人を見て、「ありがとう」のためにがんばる。
企画者が規格車になったら試合終了!

2008年5月22日木曜日

20080521

今日は、リクナビ2010の編集記事のインタビューでリクナビと就職ジャーナルの編集長対談をしてきました。


この企画は、2週に1回更新で、編集長同士(リクナビの方は副編集長)が「働くこと」とか「人とのかかわり」とかいろんなテーマについて建前なしで自由に語っていくというもの。これから就活準備をする学生がちょっといい就活をできるようにというリクナビと就職ジャーナルの想いからやっています。ちなみに9月過ぎまで続きます。



語る場所は居酒屋。
対談は毎週水曜日夜。



私塾みたいな感じです笑
経験ベースの話の掛け合いから、自然にいい言葉に落ち着いていく。
今日は、中途領域の女の子も対談に遊びに来ていました。



ちなみに今日は、「楽しさとは何か?」
まあ答えはありませんが、個人的にしっくり来たのは、「ありがとうは買えない」ということ。



やりたい仕事、本当の自分、成長、昨今の学生が口を揃えて出す要望が、その最底辺に、「働く」という行為に等価交換が成り立たないという認識が少ないことだと思いました。仕事を消費する人を増やすのではなく、1人でも多く仕事を創れる人を世の中に増やしたい。


リリース後は、学生を呼んだり、R以外の社会人を呼んだり、ゲスト呼んだりしながらまったりとやっていこうかなと思っています。学生に気軽に来れるサロンを提供してあげようかなと。


リリースは6/2なので、興味があればぜひ見てみてください!
コラボもウェルカムです!

2008年4月14日月曜日

20080414

リクルート主催の合同会社説明会で就活のアドバイザーをしてきました。
いつも一人当たりの時間が長いので、多くの相談にはのれないのですが・・・。

今日は1時間で2人の相談に乗ったのですが、1人は、マスターの子でドクターに行くのがいいか、就職活動するのがいいか?60%でドクターに行きたいけど先が見えないし・・・これから公務員の勉強するのも・・・民間はもっと未知だし・・・みたいな悩みで、もう1人の子は、お菓子の専門学校にいて、お菓子業界が不安定だからお菓子職人としてではなく、お菓子の知識を生かして旅行業界で仕事をしたいけどどうしたらいいか分からないみたいな悩みでした。


結局マスターの子には、

「ドクターというのは本当にその対象が好きでないとできないし、その道を極めようとしたら覚悟がいるよ。でもちょっとでもドクターに行くことに心が揺れているんだったら、半年でも1年でもいいから1回止まってみてゆっくり考える時間を取ったらいい。止まっている間にインターンをしてもいいし、公務員の勉強をしてもいい、いろんな人に会ってみてもいいし、自分の思ったことを全部やってみたらいいと思う。自分が納得できる選択をするための要素を増やすために時間を投資したほうがいいよ。ちゃんと考えてそこに時間を投資できるのならたとえ新卒という枠組みから外れてもたいして問題ないと思う。」

というようなことを言いました。


お菓子の専門学校の子には、

「お菓子を作ることと旅行の商品を作ることの共通なものはなんだと思う?多分なんらかのつながりがあるから旅行業界がいいって言っているんだと思うんだ。安定、不安定も一つの違いだけど、共通だと感じたものに●●君のやりたいことが隠れていて、それが旅行業界の方が強かったんじゃない?まずはそれがなんなのか見つけてみようよ。それにこれまでかなり厳しいお菓子作りの修行をしてきてそれを全うしているんだから、大学生じゃなくて専門学校生だから自分は駄目だとか思う必要は全くないよ。」

というようなことを言いました。


就活のアドバイザーをしていて思うことは、なんとなくの不安に押しつぶされている学生たちが多いし、しかも遊び暮らしてきた学生よりは、一生懸命何かをやっていたんだけど、目的が目標になって蛸壺化していて後戻りがきかなくなってしまっている場合を良く見かけるなあと。


しかも、そこに拍車をかけてしまうのが、卒業してしまったら価値が0になってしまうという、本当に無意味な新卒ブランドという指標。迷ったら最後、大学卒業後にブランクを作った時点で、新卒というリクルーティングのセーフティネットからははずれ、既卒未経験という中途採用の最低ランクに位置づけられてしまう。


蛸壺化する前に、新卒の就職活動におけるセーフティネットが必要だ。
それは、イギリスのGAPイヤーのようなものかもしれないし、アメリカのダブルメジャーということかもしれない。学生の可能性を「会社で生きる」という概念から「個で生きる」という観点でもっと広げてあげたい。

学生がもう一段階段を上れるようにきっかけを与えてあげる人が増えるような仕組みをもっと作っていかないとと思いました。